【銘柄診断】稲葉製作所は大幅増額のインパクト強い、復興需要が業績を牽引

2012年4月9日 19:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■上げ足は次第に加速の方向

  稲葉製作所 <3421> の好業績見直しの動きがスケールアップに向かいそう。今2012年7月期の業績について、期初は営業利益3億円(前期4億8100万円)の減益見通しでスタートした。そのため、昨年7月11日の高値1001円をピークに整理色の強い動きを余儀なくされてきた。

  しかし、今7月期1月中間決算が順調に推移したことを踏まえ、3月5日に今7月期の営業利益について3億円から7億円(前期4億8100万円)に、減益見通しから一転、前期比45%の大幅増益に増額修正され、サプライズを伴った増額が市場の見直し人気を引き付けた。東北地方を中心に物置やガレージなどは復興需要も加わったことなどにより大幅な増収となったことが業績を牽引した。

  株価は昨年7月の1001円を更新し、大もみ離れのパターンを描いている。業績を伴った震災関連株として、上げ足は次第に加速の方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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