政投銀と双日、地方中堅・中小企業のアジア進出支援で協力

2012年4月6日 15:52

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 日本政策投資銀行(DBJ)と双日は6日、「DBJアジア金融支援センター」のサービス業務を通じて、日系企業のアジア進出支援を共同で進めることで提携すると発表した。

 DBJは、昨年6月に「DBJアジア金融支援センター」を設立し、現在加盟する63行の地方銀行を通じた地方中堅・中小企業のアジア進出支援のため、コンサルティングや情報提供サービスを開始している。一方双日は、インドネシア、ベトナム、インドでの工業団地開発を行っており、これら工業団地への進出企業を中心に、実務に即した現地での企業設立、事務所斡旋・工場建設、設備調達・据付、各種許認可など、進出企業にとって負担が大きく煩雑な申請・手続に対する一貫した支援サービスを展開している。

 今回の両社の提携により、地方中堅・中小企業は、地方銀行を通じて、よりきめ細かく、かつ対象地域の金融情報や金融制度、税制や会計制度などの情報も強化された、より実務的な支援サービスにアクセスすることが可能になる。

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