【銘柄診断】ぴあは需給動向が株価を見る上での決め手

2012年3月31日 11:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ぴあ <4337> は順調な戻り相場を演じてきたが、28日は一転急落に見舞われる波乱の展開。ここ日証金では連日逆日歩が発生し、カラ売りの買い戻しが相場を支えてきた。ただ、3月27日分については3日分で48円もの大量の逆日歩が付き、カラ売りの買い戻しが加速、目先踏み上げ相場のピークとの見方を呼び込んだことが28日の大幅安につながったようだ。

  今2012年3月期は営業利益5000万円(前期5400万円)と低調な業績にとどまる見通し。前期末に発刊した不定刊誌の返本が増加したことに加え、レジャー関連MOOK本の販売が減少するなどメディアコンテンツ事業部門の低調が響いた。

  来2013年3月期は震災で興行中止が相次いだ前期の反動もあって、興行収入の回復で増益転換が有力だが、利益水準が大きくアップする状況ではない。需給動向が株価を見る上での決め手だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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