富士通テンなど、最短3回のボタン操作でタクシーを呼べるスマホアプリを開発

2012年3月12日 17:27

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「すぐくるタクシー 東京無線版」の利用イメージ(画像:富士通テン)

「すぐくるタクシー 東京無線版」の利用イメージ(画像:富士通テン)[写真拡大]

  • 配車までの流れ(画像:富士通テン)

 東京無線協同組合と富士通テン、メイテツコムは12日、スマートフォン(iPhone/Android端末)から簡単にタクシーの配車を依頼できるシステム「すぐくるタクシー 東京無線版」を開発し、4月1日よりサービスを開始すると発表した。

 利用者は、専用の無料アプリケーションをスマートフォンにダウンロードしておけば、アプリを起動してから最短3回のボタン操作「シンプル注文」で、今いる場所を地図上から指定して、オペレーターを介さずにタクシーを呼ぶことができる。

 東京無線の約4,000台のタクシーから最適な車両を簡単に呼ぶことが可能。配車されるタクシーが確定するまでにかかる時間は、わずか20~30秒だという。

 今回3社で開発した「すぐくるタクシー」は、東京無線だけでなく、他のタクシー事業者にも導入できるシステムとなっている。多くのタクシー事業者に導入してもらい、相互利用を図ることで、タクシー利用者へのより一層のサービス向上を目指したい考えだという。今後、富士通テンのデジタルタクシー無線の納入実績も生かしながら、全国各地のタクシー事業者へ同システムの導入を促進し、約16,000台のタクシーが相互利用できることを目標としている。

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