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日産車体、湘南工場第1地区で「ピックアップ」最終生産車オフライン式を開催
日産車体(本社:神奈川県平塚市)は2日、同社の主要生産拠点である湘南工場第1地区で生産している「ピックアップ」の最終生産車オフライン式を開催したと発表した。
「ピックアップ」は、「ダットサントラック=ダットラ」の愛称で国内小型トラックとしては最も歴史のあるブランドのひとつとして親しまれてきたモデルで、湘南工場では1956年の120型(3代目)「ダットサンピックアップ」から生産を担当してきた。その後も220型、320型、520型、620型、720型、D21型、D22型と8世代に渡って生産された。10代目となるD22型「ピックアップ」は2002年に国内販売を終了し、現在は海外専用モデルとなっている。「ピックアップ」の湘南工場での累計生産台数は263万4,379台。
今回の「ピックアップ」の生産終了により、湘南工場第1地区での車両生産は全て終了することとなる。湘南工場は、今後第2地区を中心に、その生産の特長である多車種混流生産を最大限に活かして、生産ラインの集約による効率的な運営とともに、海外を含めた車両工場の中での高い競争力をつけることを目指していく。
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