日本航空、英BAとの共同事業開始について独占禁止法適用除外を国交省に申請

2012年2月8日 20:24

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 日本航空(JAL)は8日、日本=欧州路線における独占禁止法の適用除外(英語:Antitrust Immunity、以下ATI)の申請を、国土交通省に対して本日行ったと発表した。

 日本=欧州路線でのATIが認められた後、同じワンワールド・アライアンスのメンバーであるJALと、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、日本=欧州間の路線において共同事業を開始する。両社はこの共同事業の開始に備え、広範な分野(販売、空港、IT、カスタマーサービス等)に亘り協議を行っている。 ATI認可後、両社はより緊密に連携し、路線ネットワーク、商品、サービス品質等を飛躍的に向上させ、より良いサービスの提供を目指す。

 JALは、昨年4月よりアメリカン航空と、アジアと北米を結ぶ10路線で共同事業を展開している。今後とも、ワンワールド・アライアンス・メンバーとの提携を更に強化し、顧客へ利便性の高い高品質なサービスを提供し、競争力の更なる強化を目指す。

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