りそな銀行、10支店で顧客情報2218件を紛失

2012年1月18日 21:02

印刷

 りそな銀行は18日、同社において顧客情報が記載された資料の保管状況の調査を行った結果、当該資料の一部について紛失していることが判明したと発表した。

 紛失した資料の名称は「指定金銭信託全口座残高等一覧表」等。記載されている主な顧客情報は、名前、口座番号、取引金額など。紛失した資料の期間は、2005年8月~2006年6月。該当支店数(有人出張所を含む)は10ヶ店(明細別添)。紛失した情報件数は2,218件。

 「内部調査の結果、これらの資料については、保管期間を経過した書類を廃棄する際に、社内で誤って廃棄した可能性が高く、情報が外部に流出した可能性は極めて低いものと考えている」と同社は説明している。なお、これまでに、今回の件に関係すると見られる不審な問い合わせ等はないという。

 「弊社としては、今回の事態を真摯に受け止め、再発防止に向け、お客さま情報の管理を再度徹底していく」と同社はコメントしている。

関連記事