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就職活動情報サイト「リクナビ2013」がオープン アクセス殺到でシステム障害も
「リクナビ2013」ウェブサイト[写真拡大]
リクルートは1日、2013年卒業予定の学生(大学院、大学、短大、専門学校、高専)を対象にした就職活動情報サイト「リクナビ2013」をオープンした。今年は企業の広報活動開始時期の変更に伴い、選考活動の本格開始までの準備期間が短くなっている。同社は、「リクナビ2013」に新機能を搭載し、これまで以上に就職活動生の活動がより有意義で効率的になるよう支援の強化を行う。
「リクナビ2013」ではオンライン合同企業説明会が充実している。機能の一つである『リクナビ就職チャンネル』は、テーマに沿ってリアルタイムチャットやアンケートを使った学生参加型のオンライン合同説明会を開催するもので、交通費や移動時間を気にすることなく「企業のホンネ」を知りたいときに便利。約3時間の生放送プログラムの中で、最大5社がテーマに沿った説明を実施。2012年3月末までに計46番組を放映する予定。チャット機能を使えば気軽に質問もできるため、企業側と双方向のコミュニケーションができる。
また、個社のオンラインセミナーも昨年(約50社が導入し、約100回実施)以上に規模を拡大して提供する。地方や海外の学生も自宅などのパソコンから視聴できるため、就職活動における負担を減らしながら、楽しくシゴトを理解することができる。生放送の場合は、チャットやアンケート機能を使って企業と双方向コミュニケーションが可能。
無料の自己分析ツール「リクナビ診断」には、これまでの仕事の進め方やスタンスなど自分の指向タイプが分かる「指向編」に加え、今回新たに「仕事編」が登場。自分に向いている仕事が診断でき、企業との相性をリクナビスコアとして星(★)3段階で表示、新たな企業発見をサポートする。
その他、「リクナビ2013」ではソーシャルメディアとの連携を強化している。Facebookなどでも『リクナビ』の企業情報をシェアできるようにし、人を介した企業発見や企業理解を促進する。さらに、企業のFacebookページから『リクナビ』の採用情報などを見られるなど、企業と学生の接点を強化する。
また、スマートフォンアプリもiPhoneやAndroidで提供する予定。「ブックマーク企業一覧」の確認、スケジュール確認、説明会予約が可能。また、PCサイトもスマートフォンに対応し、これまで以上に見やすくなっている。
なお、同社は、「リクナビ2013」のオープン初日となった12月1日、アクセス集中によるシステム障害により、12月1日12時55分~17時の間、同サービスを停止した。今回のシステム障害は、アクセス集中を分散化させるためにサーバーの再設定をしたところ、不具合が発生したことによるもの。現在は復旧し、サービスを再開している。
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