日本マイクロソフト、ダイワボウ情報システムとスレートPCの拡販で協業

2011年9月5日 19:01

印刷

日本マイクロソフト、ダイワボウ情報システムとスレートPCの拡販で協業。写真は、エイサー社のストレート(タブレット)型PC「ICONIA TAB W500P(アイコニア タブ W500P)」

日本マイクロソフト、ダイワボウ情報システムとスレートPCの拡販で協業。写真は、エイサー社のストレート(タブレット)型PC「ICONIA TAB W500P(アイコニア タブ W500P)」 [写真拡大]

 ダイワボウ情報システム(DIS)と日本マイクロソフトは5日、中堅・中小企業および教育市場のICT利活用促進を目的に、共同で、DISの販売パートナー約1万7,000社を支援する専任組織「Windows スレート推進センター」を、2011年10月1日付で、DIS内に設立すると発表した。

 スレートPC(タブレット型PC)は、携帯性、情報の閲覧に適した形状や直感的な操作性などから、コンシューマー市場だけでなく企業でも活用の可能性が注目されている。具体的には、Windowsを搭載したスレートPCは、企業情報システムとの親和性や、堅牢なセキュリティーを備えたデバイスとして、また急速に普及するクラウドサービスと連携し、多様な働き方やコスト削減を実現するソリューションとして、導入の検討が進んでいる。

 これらの需要に対応するため、両社は「Windows スレート推進センター」を設立し、全国87カ所にあるDISの販売拠点を通じて、中堅・中小企業および教育市場へ多様なデバイスの選択肢を提供し、「Windows スレートPC」の利活用シナリオ・ソリューションを創出することで、その導入を推進する。これにより、他国市場と比較して伸び悩んでいる中堅・中小企業や教育分野でのICTの利活用を図る。

 「Windows スレート推進センター」に両社の技術および販売ノウハウを集約し、同センターを通して、今後3年間で70万台の「Windows スレートPC」の販売につなげることを目標とする。

関連記事