世界最大級の延長補償サービス事業者と伊藤忠が合弁事業

2011年8月8日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 伊藤忠商事は、世界最大級の延長補償サービス事業者である米国のN.E.W. Customer Services, Inc.(以下NEW)の子会社のNEWジャパンに出資。今後は、NEWジャパンを通じ、日本国内での延長補償サービスの更なる普及と新たなサービス展開を目指す。

 欧米諸国では様々な製品やサービスに対して延長補償サービスが提供され、メーカー保証期間後の製品保証を行うほか、メーカー保証対象外の故障に対しても保証を提供するなど、広範囲にわたる延長補償サービスが浸透している。日本国内においても、家電製品を中心に延長補償サービスが普及しつつあり、今後は更なる延長補償市場の拡大が見込まれているという。

 米国にて1983年に設立されたNEWは、独立系延長補償サービス事業者として、大手小売業者、家電メーカー、通信事業者、金融サービス事業者など様々な業種の企業を通じ、各業態に応じた延長補償サービスプランを一般顧客へ提供。現在、米国、カナダ、日本、中国、トルコおよび英国における約6,000人の従業員を通じて、約1億5000万件の延長補償契約を保有し、NEWの延長補償サービスによって、製品購入者はメーカー保証後の一定期間も安心して製品を利用できる。

 伊藤忠商事は、今回の出資により、NEWジャパンを通じて日本国内における延長補償サービス事業を展開。商社としての様々なネットワークを活用して延長補償サービスのさらなる普及を図るとともに、伊藤忠商事のビジネスノウハウとNEWのオペレーションノウハウを融合して新たな延長補償サービスの展開を目指す。

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