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【銘柄診断】ANAは安値水準から急反発、純益再上方修正に復配幅拡大オン
★値ごろ妙味を株価材料に底上げ展開を強めよう!
全日本空輸(ANA) <9202> は28日、10円高の237円と3日ぶりに急反発し、3月15日につけた年初来安値220円水準から底上げした。
前日27日大引け後に昨年10月に上方修正した2011年3月期業績の増減マチマチの業績修正を発表、純利益が、一転して再上方修正され、期末配当も増配、復配幅が拡大されることを手掛かりに低位値ごろ株買いが再燃している。
3月通期業績は、10月減額値より売り上げを200億円、営業利益を30億円それぞれ引き下げ、経常利益を据え置きとしたが、純利益は、逆に170億円引き上げ230億円(前期は573億8700万円の赤字)と黒字転換幅を拡大する。
売り上げ、営業利益は、東日本大震災後の出張・旅行キャンセルや訪日旅行者減少の影響で、旅客需要が急減して190億円の減収要因となり、今年4月26日の業績観測報道通りに減額されたが、純利益は、法人税率引き下げによる繰延税金資産の取り崩しが実現せず再上方修正につながった。
期末配当は期初予想の1円を2円に引き上げ、復配幅を拡大する。
株価は、第3四半期の大幅黒字転換業績を評価して年初来高値313円をつけ、大震災発生で同安値まで急落、底ばいが続いた。値ごろ妙味を株価材料に底上げ展開を強めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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