各旅行会社、被災地を様々な方法で支援

2011年4月7日 11:00

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 各旅行会社も今回の大震災で様々な支援を行っている。

 JTBは義援金として1億円を寄付し、さらに旅行用手指・皮膚の洗浄消毒用ジェル「いつでも、どこでもハンドジェル」50,000個とコミュニティサイクル実証実験用に保有している自転車を50台、支援物資として提供している。

 東武トラベルでは、同社が企画する国内外の旅行商品の一部、売上の約2%程度を、日本赤十字社を通じ5月(予定)に義援金として寄付する。なお対象期間は4月1日から30日、商品を購入した旅行者には、精算時に簡単なスリップを渡す他、募金終了後には同社ホームページにて募金額を掲示する予定となっている。

 さらにエイチ・アイ・エスでは、震災直後から一旅行会社として出来る事は何かを考え、 物資が豊富な海外へ出かける旅行者や、海外から日本に来日する人の「何かしたい」という思いとともに支援物資を預かり、 被災地に届ける活動を3月17日から4月30日の期間実施。現在はペットボトル (飲料水)・乾電池(単一及び単三)が対象物資となっている。これらは輸入等にかかる手続きもなく、時間もかからない事からすぐに出来る支援として、多くの旅行客より協力を得ている。

 被災による自粛ムードが高まり、被災地以外の人の旅行キャンセルも相次いでいる。日本がこれから復興するためには、経済の活性化も大事な要因である。自粛の意味をそれぞれが考え、行動することが今後の課題といえるだろう。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事