【銘柄診断】日本ライフラインは自社カテーテルなど高収益品伸び来期は増益へ

2011年2月21日 19:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本ライフライン <7575> の今2011年3月期の業績は厳しく、第3四半期累計の業績は売上げ167億円と前年同期比1%増、営業利益は8億4800万円と同28%減益となった。主力商品の心臓ペースメーカーを扱うリズムデバイス部門が落ち込んだことが響いている。

  その他のEP(電気生理用)カテーテルなどのEP/アブレーション部門、バルーンカテーテルなどのインターベンション部門などは売上げを伸ばしている。第3四半期の傾向を引き継ぐため今3月期通期業績も売上げ221億円と前期比横ばいにとどまり営業利益は8億9000万円と同32%減益となる模様だ。

  ただ、採算のいい自社カテーテルなどの拡販により来2012年3月期は増益転換の可能性が強くなっている。株価は足元の業績低迷を吸収し来期の増益を予見する展開に入っている。配当利回りも4.3%と高く3月期末にかけ配当取りの動きから強調持続のパターンが想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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