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米デル、コンペレントを9.6億ドルで買収:ストレージ事業を強化
コンペレント・テクノロジーズのウェブサイトのスクリーンショット(201年12月14日)[写真拡大]
米パソコン大手デル(Dell)は13日、外部記憶装置(ストレージ)サービスを手掛けるコンペレント・テクノロジーズ(Compellent Technologies)を約9億6,000万ドル(約800億円)で買収すると発表した。
コンペレント・テクノロジーズは企業向けの仮想化ストレージソリューションを提供しており、デルは買収によって企業向けストレージサービスの拡充を図る。
両社の取締役会によって承認された買収の条件によると、デルはコンペレント・テクノロジーズの1株につき27.75ドルを支払う。総額がおよそ9億6,000万ドルで、現金資産を差し引いた実質的な買収額は8億2,000万ドルとなる。買収はコンペレント・テクノロジーズの株主に承認されることを条件として、2011年初めに完了する見込み。
両社のプレスリリースによると、コンペレント・テクノロジーズの社長兼最高経営責任者(CEO)兼会長のPhil Soran氏は「デルの規模や技術の優位性によって、我々は仮想化プラットフォーム『Fluid Data』の採用を加速させ、データセンターやクラウドコンピューティング向けの企業向けストレージの価値を再定義することができる」と述べている。
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