<世界初>GSアライアンス株式会社が、量子ドット入りネイルコスメを開発

プレスリリース発表元企業:GSアライアンス株式会社

配信日時: 2024-09-13 15:45:00

ブラックライト照射下での(左)通常のネイルチップ  (右)量子ドット入りネイルポリッシュを塗布したネイルチップ

GSアライアンス株式会社(所在地:兵庫県川西市、代表取締役:森 良平)は、この度、同社で開発している量子ドットと、ネイルコスメ製品を組み合わせ、世界初の量子ドット入りネイルポリッシュ、マニキュア、ネイルチップを開発しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/409816/LL_img_409816_1.jpg
ブラックライト照射下での(左)通常のネイルチップ (右)量子ドット入りネイルポリッシュを塗布したネイルチップ

GSアライアンス株式会社は、脱炭素、カーボンニュートラル社会構築のために、環境、エネルギー分野に特化した最先端技術を研究開発している会社です。種々の製品を開発していますが、2023年にノーベル化学賞の対象にもなった量子ドットと言う先端材料も開発しており、種々の量子ドット、量子ドット複合材料を合成、製品化しています。

この度、同社の森良平博士(工学)は、人体にも安全な、天然に存在しており、化粧品にも使用できる材料を用いて量子ドットを合成し、それを用いたネイルポリッシュ、マニキュアを開発しました。このような量子ドットを、ネイルコスメに用いた製品は世界初と思われます(同社調べ)。紫外線照射下、ブラックライト、青色の光で照射すると、様々な色を発光します。

今後は、このような量子ドットを用いたネイルコスメの営業、販売の強化、また種々の発光色を出す量子ドットを用いたネイルコスメをさらに開発していきます。


■量子ドットとは
量子ドット(Quantum Dot)とは、量子化学、量子力学の法則に従う光学特性を持つナノスケールの超微細構造を有する最先端材料で、2023年のノーベル化学賞の対象にもなった材料です。量子ドットの大きさは通常0.5 - 9nmの直径という極端に小さい構造体で、1個あたりの原子、分子数は数十~数千個といわれており、人工原子、人口分子とも言われています。量子ドットの材料が半導体の場合は、ナノ結晶のサイズによってバンドギャップを調節することが可能であるため、粒径に依存した特徴的な発光特性を持ちます。よって粒子径サイズを変化させることにより発光波長が調整可能で、固体の蛍光体と比較してスペクトルの半値幅が狭く、量子効率も高いという特徴を持ち、かつ、幅広い波長を吸収することも可能です。


■期待される様々な用途
量子ドットの発色は明るく、鮮やかに広範囲の波長の光が発光可能なうえに、高効率、長寿命、高い減衰係数を有するために、以下に示すように様々な用途で応用が期待されています。

1. 太陽電池
2. ディスプレイ
3. 生体イメージング、バイオマーカー、医療画像装置(がん細胞のイメージング、たんぱく質の分析、細胞の追跡など)
4. 量子コンピューター
5. セキュリティタグ、セキュリティインク、偽造防止
6. 量子ドットレーザー
7. トランジス
8. フォトニック結晶
9. LED
10. 高密度固体メモリー
11. 熱電材料
12. 人工光合成
13. ネイルコスメ


■会社概要
商号 : GSアライアンス株式会社(冨士色素株式会社グループ)
代表者 : 代表取締役 森 良平博士(工学)
本社所在地: 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容 : カーボンニュートラル、脱炭素、SDGs課題に取り組む環境、
エネルギー分野の最先端技術の研究開発
(国連のスタートアップ企業支援プログラム
UNOPS GIC KOBEに2020年に採択)
URL : https://www.gsalliance.co.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press