タイゴエナジーの太陽光発電用ラピッド・シャットダウン、Constructora San Joseによる142MWpの太陽光発電システムに採用

タイゴのMLPEにより、スペイン中部における大規模な産業向け太陽光発電設備に最高クラスの安全性を提供し、「グリーン・グローブ」品質プログラムを通して安心感のある導入を実現

（カリフォルニア州キャンベル）- （ビジネスワイヤ） -- インテリジェントな太陽光発電およびエネルギー・ソフトウエア・ソリューションを提供する大手企業のタイゴエナジー（NASDAQ：TYGO）は、設計・調達・建設（EPC）の一流企業であるConstructora San Joseにより、スペインでの産業用地上設置に向けた142MWpの太陽光発電設備のラピッド・シャットダウン技術のプロバイダーに採用されたことを発表しました。信頼性の高いラピッド・シャットダウン機能は、システム所有者に火災時の安全確保を提供する上で必要不可欠なものであり、運用・保守、またサービス間隔時や緊急事態時にシステムに接触する可能性のある救急隊員にとって、高圧直流電気にさらされるリスクを排除することができます。

地元産業からの需要に貢献し、過剰エネルギーを公共の送電網に供給するためにクリーン・エネルギーを生産するこのシステムには、107,000台を超えるタイゴの「TS4-A-2F」MLPE装置が含まれ、142MWp以上の電力を生産することになります。また、このプロジェクトにはピュア・シグナル・テクノロジー搭載の同社の「RSSトランスミッター」が550台以上含まれ、これにより、隣接する電路からのPLC信号の障害を排除し、大規模かつ複雑なシステム内のシステム通信機能の有効性を向上させることができます。

Constructora San Joseの購買責任者であるディエゴ・ナバーロ氏は、「この規模のシステムに伴う責任を考えた場合、信頼性と品質を誇るタイゴはラピッド・シャットダウンの安全性の面で理想的な選択肢でした」と述べて、「屋根設置型の太陽光発電システムとは対照的に、地上設置型システムの接触リスクがやや高いため、信頼性の高いラピッド・シャットダウンが不可欠になります。この地域における極めて重要なエネルギー・インフラの一環となるプロジェクトでは、すべてを正しく処理することが重要となり、タイゴのグリーン・グローブ・プログラムはこのプロセス全体を通して優れたサポート体制を提供しています」と話しています。

TS4-A-2Fは、NEC2017／2020を含む、シャットダウンのモジュール・レベルの最新の要件に準拠した、信頼性とコスト効率の高い2つのモジュールを備えたラピッド・シャットダウン・ソリューションです。IEC認証とUL認証を取得しているTS4-A-2Fは世界的にも受け入れられており、インバーターの最大規模のネットワークとの連結を実現するUL-PVRSS認証も取得しています。Constructora San Joseは、このプロジェクトで使用される670Wモジュールをサポートする目的でTS4-A-2Fを採用しました。同プロジェクトは2024年後半に建設が進められ、2025年前半に試運転が予定されています。

タイゴエナジーのEMEA販売担当シニア・バイス・プレジデント兼欧州マネージング・ディレクターのMirko Bindiは、「このプロジェクトにおいて、Constructora San Joseの信頼を得られたことを光栄に思います。このプロジェクトが設置段階、そして運用段階へと進む中で、総合的な品質を備える太陽光発電を提供できることを楽しみにしています」と述べて、「当社では、信頼性が高く、設計の柔軟性を実現する技術を設計しています。このシステムは、システムの複雑さと規模が大きくなるほど、当社が優れたソリューションを提供できることを改めて示しています。タイゴのグリーン・グローブのサポート・チームは、プロジェクトを通してConstructora San Joseチームをサポートし、エンド・ツー・エンドの設置品質とシステムの長期的な安全性に焦点を置く予定です」と語っています。

同社のTS4プラットフォームでは、全大陸の設置業者に対してPVシステムのメリットを最大限に引き出すことができます。2kWから100MWを超える規模のシステムに対応し、モジュールにつき10秒以内での設置が可能なタイゴは、ラピッド・シャットダウンからモジュール・レベルの監視、そして高度なエネルギー最適化の実現に至るまで、世界中で採用されている、信頼と安心のおける製品ポートフォリオを誇っています。

同社の「TS4-A-2F」MLPE装置の詳細については、こちらの製品ウェブサイトをご覧ください。産業向け太陽光発電設置業者向けのグリーン・グローブ・プログラムについては、こちらのプログラム用ウェブサイトをご覧ください。

タイゴエナジーについて

2007年設立のタイゴは、住宅用、商業用、発電所規模の太陽光発電システムの安全性を高め、エネルギー収量を増加させ、運用コストを削減するスマートなハードウエアおよびソフトウエア・ソリューションの開発と製造における世界的リーダー企業です。タイゴは、Flex MLPE（モジュール・レベル・パワー・エレクトロニクス）とソーラー・オプティマイザー技術をインテリジェントなクラウド・ベースのソフトウエア機能と組み合わせることで、高度なエネルギー監視と制御を実現しています。タイゴのMLPE製品は、性能を最大化し、リアル・タイムでのエネルギー監視を実現し、規制要件の急速シャットダウンをモジュール・レベルで実施します。当社はまた、住宅用太陽光発電＋蓄電池市場向けに、インバーターや蓄電池システムなどの製品の開発と製造を行っています。詳細については、 www.tigoenergy.com をご覧ください。

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