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原油相場に振らされやすい需給状況に/東京株オープニングコメント
*08:37JST 原油相場に振らされやすい需給状況に
6日の日本株市場は売り先行で始まり、その後は不安定な相場展開になりそうだ。3日の米国市場は、グッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場だった。日経225先物(6月限)はナイトセッションで53070円まで売られる場面もみられたが、中盤にかけて切り返しており、一時53550円まで上げ幅を広げた。その後は53300円近辺での膠着が続き、日中比70円高の53270円で終えた。円相場は1ドル=159円70銭台で推移。
3日に発表した3月の米雇用統計については、非農業部門雇用者数が前月比17万8000人増加となり、市場予想(6万5000人増程度)を大きく上回った。ナイトセッションでは雇用統計の結果を手掛かりに53550円まで買われたとみられる。ただし、米国とイランによる緊張が高まる状況のなかでは、先回り的な動きは限られた格好だろう。
中東情勢においては、イスラエルによる石油化学施設攻撃への報復としてイランは5日、バーレーンやクウェート、アラブ首長国連邦(UAE)で石油化学施設を攻撃したと報じられている。CFD(差金決済取引)による原油先物価格は1バレル=106ドル台に低下して推移していたが、5日のNY原油市場では一時1バレル=115ドル台まで急伸した。原油相場の上昇が重荷になりやすく、先物主導で大きく振らされやすい需給状況になりそうだ。
また、トランプ大統領がイランに提示していた攻撃猶予の期限については、米東部時間4月7日午後8時(日本時間8日午前9時)と自身のSNSに投稿したようである。これまで設定していた交渉期限を1日伸ばした格好である。結果を見極めたいとする模様眺めムードは強まりやすく、値動きの出ている銘柄に短期資金が集中することになりそうである。なお、3日取引終了後に決算を発表したところでは、放電精密<6469>、リヒトラブ<7975>、エクスモーション<4394>、アルバイトタイ<2341>などが注目される。《AK》
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