マクニカ、AIを用いた病理画像解析・創薬プラットフォームを事前検証できるプログラムを開始

プレスリリース発表元企業:株式会社マクニカ

配信日時: 2023-08-30 10:00:00



~「AI TRY NOW PROGRAM」にbiomy社「DeepPathFinder™」、Elix社「Elix Discovery™」を追加~


株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)クラビス カンパニーは、NVIDIA開発環境上で最新のAIソリューションを自社への導入前に検証できるサポートプログラム「AI TRY NOW PROGRAM*1」の対象に、株式会社biomyが提供するAI病理画像解析プラットフォーム「DeepPathFinder™」、株式会社Elixが提供するAI創薬プラットフォーム「Elix Discovery™」を追加し、提供開始することを本日発表いたします。

■ヘルスケア関連企業における迅速なAI活用を支援
従来、病理解析や創薬の研究開発には膨大な時間とコストを要することが課題となっていました。近年では、高度な画像解析やシミュレーションを可能にするAI・GPUを活用したソリューションが次々と現れ、AI活用は最も有望な課題解決の手段として考えられています。
そこでマクニカは、ヘルスケア関連企業における迅速なAI活用をさらに後押しするため、当社が提供するNVIDIA開発環境上で最新のAIソリューションを自社への導入前に検証できるサポートプログラム「AI TRY NOW PROGRAM」の対象ソフトウェアとして、biomy社が提供するがん細胞と取り巻くがん免疫微小環境の理解を高めることを支援する「DeepPathFinder」、Elix社が提供するAI創薬プラットフォーム「Elix Discovery」を追加しました。
「AI TRY NOW PROGRAM」を活用することにより、これらのソフトウェアをNVIDIAの最新AI開発環境上でお試しいただくことが可能となります。


画像 : https://newscast.jp/attachments/lWfKWhvnc4TXH3GFizh3.png


■本プログラムで検証可能なヘルスケア向けソフトウェアプラットフォーム

【AI病理画像解析プラットフォーム】
対象ソフトウェア:株式会社biomy 「DeepPathFinder」
※研究用途での使用に限る

DeepPathFinder は、がん細胞と取り巻くがん免疫微小環境の理解を高めることを支援する、研究用途のクラウドサービスです。腫瘍の病理画像を迅速に解析し、患者個々のがん免疫微小環境の空間的特徴量を定量的に把握することを可能とします。これらの情報は治療決定の判断材料の1つとして役立ち、適切な患者選択や薬効予測を通じて、治療アウトカムの向上を目指しています。

【AI創薬プラットフォーム】
対象ソフトウェア:株式会社Elix 「Elix Discovery」

Elix Discoveryは、化合物プロファイル予測や構造発生(生成)、アクティブ・ラーニング、シミュレーション等の機能を備えており、創薬化学者が直感的に最適なAI・機械学習モデルを自動作成できるAI創薬プラットフォームです。製薬企業がAI創薬に取り組む際の課題として、必要なデータの量や種類とその前処理方法、適用すべきAI・機械学習モデル、得られたデータの分析処理方法などの検討が挙げられますが、そうしたAI・機械学習の複雑な部分に煩わされることなく最先端の技術を手軽に導入できるように工夫されています。

 株式会社biomyと株式会社Elixは、スタートアップを支援するNVIDIA Inception プログラムに参画しております。マクニカは、「AI TRY NOW PROGRAM」を通じて、NVIDIA Inceptionパートナーとのさらなる連携強化を図り、ソリューション・プロバイダーとしてお客様における迅速なAI導入に貢献してまいります。

*1:「AI TRY NOW PROGRAM」について
マクニカは、NVIDIAの正規代理店としてハードウェアの提供とサポートに加え、NVIDIA開発環境上で最新AIソリューションの導入検討時にご利用いただけるサポートプログラム「AI TRY NOW PROGRAM」を提供しています。当社エンジニアが課題解決に最適なAI技術をあらかじめ厳選し環境を構築しているため、お客様自身で環境を用意する必要はありません。NVIDIA AI Enterprise*2、NVIDIA Omniverse™*3をはじめとするソリューションの理解を深め、本番環境に近いパフォーマンス及び機能のKPI測定ができ、導入の意思決定を加速することが期待できます。

*2:NVIDIA AI Enterpriseは、データサイエンスのパイプラインを高速化し、生成AI、コンピュータビジョン、スピーチAIなどを含む本番利用のAIの開発と展開を加速します。

*3:NVIDIA Omniverseは、産業用デジタルツインなどのメタバース アプリケーションの開発を支援します。

【本プログラムに関する詳細はこちら】
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/nvidia/products/143484/

【本件に関するお問い合せ先はこちら】
株式会社マクニカ クラビス カンパニー NVIDIA製品担当
Tel:045-470-9821
e-Mail:clvinfo@macnica.co.jp

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。


株式会社マクニカについて


マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界23か国/地域81拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp




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