[写真]やる気や頑張りが、運動機能の回復に繋がることを明らかに―生理学研究所・西村幸男氏ら

2015年10月10日 23:33

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
“やる気や頑張り”をつかさどる脳の領域「側坐核」が大脳皮質運動野の活動を活性化し、機能回復を促進していることが分かった。(生理学研究所の発表資料より)

“やる気や頑張り”をつかさどる脳の領域「側坐核」が大脳皮質運動野の活動を活性化し、機能回復を促進していることが分かった。(生理学研究所の発表資料より)

この写真の記事を読む

この記事の他の写真

  • “やる気や頑張り”をつかさどる脳の領域「側坐核」が大脳皮質運動野の活動を活性化し、機能回復を促進していることが分かった。(生理学研究所の発表資料より)
  • サルは脊髄損傷後の約1カ月で、側坐核の働きが高まるとともに(側坐核↑)、大脳皮質運動野の働きも高まり(運動野↑)、手の巧緻性運動が機能回復していたが、側坐核を不活性化させると(側坐核↓)、大脳皮質運動野の神経活動が低下して(運動野↓)、再び手の巧緻性運動に障害が見られるようになった。(生理学研究所の発表資料より)
  • 脊髄損傷後の運動機能回復初期では、側坐核によって活性化された大脳皮質運動野の活動が、手の運動機能回復を支えていることがわかった。(生理学研究所の発表資料より)