[写真]東北大、地磁気情報から津波石がいつどのようにできたのかを解明(3)
2014年5月30日 23:13
地磁気を用いて津波石の移動様式と津波の年代を求めるための概念図(東北大学の発表資料より)地磁気は南から北に向かって水平面から約40度下向きになっていて、もともとのサンゴ礁の残留磁気もこの地磁気と平行になっていました。しかし、津波石は津波によって運ばれるため回転し、その残留磁気は上下が逆さまになることがある。また、逆さまになった残留磁気に津波石となってからの時間が経過するにつれて、新しい残留磁気が地磁気と平行に着磁し、この新しい残留磁気の強さから津波の年代を残留磁気の緩和理論から算出できる。
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