NYの視点:米新規失業保険申請件数は2カ月ぶり低水準、景気底堅く、7月FOMCでの追加利上げ正当化
米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数(7/15)は前週比9000件減の22.8万件と前回23.7万件から増加予想に反し減少し5月中旬以降2カ月ぶりの低水準となり、労働市場の強さが再確認された。
07/21 07:38
NYの視点:米6月住宅着工件数、5月の反動で減少も需要依然強く景気後退懸念は緩和へ
米6月住宅着工件数は前月比‐8%の143.4万戸と、予想148.0万戸を下回り4月来で最低となった。
07/20 07:44
インフレ抑制実現でも世界経済の先行き不透明感は一段と強まる可能性
報道によると、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は7月18日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、「インフレ率は低下傾向にあるが、大幅な金融引き締めにもかかわらず、総合インフレ率はなお高すぎる水準」、「コアインフレ率はなお粘着性がある」と指摘した。同氏は「インフレ率の低下は各国の最優先課題であり、財政バッファーの再構築や成長促進改革などの取り組みも必要となる」との見方を伝えた。なお、ゲオルギエワ専務理事は今月11日に行われた講演で「新興国の政府は債務やインフレを抑制するために財政政策を引き締める必要がある」と指摘している。中国が景気刺激策の導入を見送り、新興国の多くが緊縮財政を維持し、欧米諸国の中央銀行が金融引き締め策を続けた場合、インフレ抑制が期待されるものの、世界経済の先行き不透明感は一段と強まりそうだ。この場合、日本銀行は現行の金融緩和策を修正することは極めて困難となり、ドル高・円安の状態が長く続く可能性がある。《MK》。
07/19 14:21
NYの視点:米PPIも物価圧力の後退を証明、ブラード総裁の辞任で金利ピーク観測が強まる
米6月生産者物価指数(PPI)は、消費者物価指数(CPI)の結果を裏付け、米国の物価圧力の鈍化を再確認した。
07/14 07:38
今日の注目スケジュール:鉱工業生産、欧ユーロ圏貿易収支、米ミシガン大学消費者信頼感指数速報など
今日の注目スケジュール:鉱工業生産、欧ユーロ圏貿易収支、米ミシガン大学消費者信頼感指数速報など
07/14 06:30