収益好調、中計も強気 インソースのIFIS目標平均株価は時価より600円方上値

2026年4月1日 14:25

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 インソース(6200、東証プライム)。会社四季報は特色欄で「企業の人事部等向けに講師派遣型研修、公開講座を運営。人事や営業サポートシステムも展開」としている。業績欄の見出しは【連続最高益】。

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 具体的な業務内容を訴求する意味で、3月6日に発信されたニュースは『株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループのDX推進を継続支援~「BASE研修プログラム」を共同で実施』の見出しで、「グループ企業でDXを担うIDAを中核にMUFGと三菱UFJ銀行のDXを加速するためBASE研修を、今年も継続することで合意」というもの。三菱UFJ銀行の本部管理職約1400名が対象者となる。

 存在感を示すニュースと言える。

 【連続最高益】と銘打たれた収益動向は、以下の様な状況。

 2020年9月期はコロナ禍の影響/経済活動の停滞で「8.7%減収、39.8%営業減益」も以降は、「46.5%増収、206.5%増益」-「25.6%増収、40.1%増益」-「14.5%増収、17.0%増益」-「15.7%増収、25.3%増益」-「16.3%増収、21.1%増益」。この間に1対2の株式分割を2回実施。かつ18.50円の配当は25円配に上積みされている。

 そして今期は「15.8%増収(168億円)、13.7%増益(68億円)、29.5円配」計画。売上高営業利益率4割強。

 インソースの事業は、こんな枠組み。

<講師派遣型研修事業>: (自治体・企業の)法人単位から受注を受ける。研修回数に応じ費用を請求。プログラムはインソース独自開発。講師は民間企業や自治体のプログラムに沿った実務経験者から選定、業務委託契約で派遣。上場直後の2014年10月から翌年9月の1年間で9000回超の実績。

<公開講座事業>: スキル別研修プログラムを自社のWEBサイトに掲載。受講希望者が個人または企業単位で申し込む。最小催行人数を設定。受講応募者がそれを上回れば履行。一人当たりの費用が収入となる。2014年10月から1年間で2800回超。

 至28年9月期の中計では「売上高・年平均成長率17.3%」「DX関連(生成AI含む)9000万円達成」を標榜し、「売上高234億円、営業利益9620億円、営業利益率41.1%を目指す」としている。

 本稿作成中の株価は600円台終盤、予想税引き後配当利回り3.4%強。昨年1月高値1207円からトランプショック安:4月664円まで値を崩し戻り場面だが、勢いに欠ける。言い換えればPER12倍余に過熱感はない。過去9年余の修正済み株価パフォーマンス4.6倍強。IFIS目標平均株価1350円。さて・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る

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