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キャンドゥは最終赤字にさよならして、株価の勢いを取り戻せるか
キャンドゥ(2698、東証スタンダード)。会社四季報は特色欄で「100円ショップ3位級。商業施設の出展大半。若年層の取り込みに注力。イオンの子会社」としている。手元の業績欄の見出しは【続伸】。
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100円ショップはいま、インバウンダーにとり人気の的とされる。「こういうお店は我々の国にはない」「便利な商品が超格安」etcとされる。
キャンドゥもそんな恩恵に浴しているのか、売上・営業利益は順調な推移。コロナ禍真っただ中の2020年11月期で「2.4%増収30.6%増益」。
14カ月の変則決算となった23年2月期「931億5000万円、5億3800万円」-12カ月決算に戻った24年2月期「803億5700万円」以降も「3.8%増収、249.7%増益」。今期計画は「10.1%増収(918億円)、27.1%増益(10億8000万円)」。開示済みの第3四半期で「649億2400万円、15億1000万円」まで積み上げている。
既存店(直営&FC)売上高は25年3月から12月までで、8月の前年比98.3%以外は100%超。
がこの間の株価動向をみると「冴えを感じない」が実感。昨年来安値(トランプ関税下落、25年4月7日)3130円から同高値(25年4月22日)3935円まで早々に切り返すも以降、右肩下がりの展開。何故か。こんな指摘が強い。
「23年2月期に、15年ぶりに最終赤字(3億4300万円)となった。翌24年2月期は赤字幅が11億6600万円に拡大した。以来、株価はいぶかし気な値動きに転じている」。株価・市場の変身ぶり?は、何故なのか。アナリスト達の間からは、こんな声が聞かれる。
「赤字の理由がコロナ禍の巣ごもり需要の反動、円安による商品原価の高騰と発信された。それはダイソー・セリア・ワッツの大手クラスも同じはず・・・」。
さて、そんなキャンドゥ株とどう取り組むべきか。業績欄の見出しを【続伸】と打った四季報は「既存店は節約需要強く、生活消耗品の販売着実。商品入れ替え、原価圧縮努力・・・」とし、今期の最終純益を4期ぶりの黒字転換(1億3000万円)としている。
現状で信用取引の買い倍率は、64.67倍まで積み重なっている。過去9年余の修正済み株価パフォーマンス2倍弱。帝国データバンクは2030年までに100円ショップの店舗数は1万店を突破と試算している。「最終赤字」体質から脱却となれば・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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