オエノンHDは3日続伸基調、株主通信で酵素医薬品事業や株主還元方針など改めて好感

2025年3月28日 14:18

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■株主還元は従来方針に加えDOE引き上げと自社株買い機動的実施も盛る

 オエノンHD(オエノンホールディングス)<2533>(東証プライム)は3月28日、3日続伸基調となり、456円(12円高)まで上げた後も堅調に売買されて昨年来の高値を更新している。合同酒精などの持ち株会社で、24日に12月決算の株主通信(オエノンレター)「第118期報告書」などを開示。あらためて酵素医薬品事業や株主還元方針などが好感されている。

 株主通信(オエノンレター)では、巻頭のトップインタビューで、「中期経営計画2028」の株主還元方針について、「従来の基本方針に加え、DOE(株主資本配当率)の水準を2.5%程度へ引き上げることとし、また、自己株式の取得を機動的に実施することで、5年間合計で総還元性向30%以上」を計画するなどとした(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】株主優待制度、企業の新たな株主還元戦略として台頭(2025/03/10)
【重複上場の可能性】名証・福証への重複上場が企業にもたらすメリット(2025/03/02)
【東証改革の光と影】悲鳴を上げる上場企業―MBO急増で初の上場企業数減少へ(2025/03/05)
【株式市場特集】市場不安定時に光る地方創生株と重複上場銘柄の可能性、不透明相場でしぶとさ見せる(2025/03/03)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事