なでしこジャパン、米国に13年ぶり2度目の勝利 女子サッカー

2025年2月28日 09:19

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 26日(現地時間)、米国・サンディエゴで女子サッカーのシービリーブスカップが行われ、日本が米国と対戦、2-1で勝利した。米国の対戦は今回が41試合目となり、勝利は史上2度目、アウェーでは史上初となり、大会初優勝を飾った。

 試合は開始直後に日本が先制するも、アメリカもハイプレスから早い時間に同点に追いついた。次第にアメリカが主導権を握るかとも思われる流れであったが、日本もポゼッションサッカーで拮抗する試合となった。

 そのまま追加点も期待できる内容で時間が経過。すると後半の開始直後、セットプレーからこぼれ球を押し込んでリードを奪うと、試合終了までパスサッカーを粘り強く続けゴールを許さなかった。

 前半2分、日本は長谷川唯がPA右サイドへ斜めにスルーパスを送り込むと、籾木結花がDFとの競り合いながら左足でゴールに流し込み先制する。

 前半14分、米国は中盤で縦パスを受けたマカリオがDFを振り切って前進。そのまま左サイドへ斜めにスルーパスを送ると、反応したセントナーがGKと1対1になる。セントナーは冷静にゴール右下に流し込んで早い時間に同点に追いつく。

 後半5分、日本はPA手前中央からのFKを得ると、長谷川が直接ゴールを狙う。GKにセーブされるも弾かれたボールを古賀塔子が押し込んで、再びリードする。

 後半44分、米国はデイビッドソンがミドルシュートを放つもGKのビッグセーブに阻まれる。日本は押し込まれながらも、最後までGK山下杏也加を中心にゴールを守り切った。

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