関連記事
ボルボ、新型EVセダン「ES90」を3月5日に世界初公開へ
ボルボES90のティーザー写真(写真:ボルボ・カーズ発表資料より)[写真拡大]
ボルボは20日、最新EVセダンである「ES90」を、3月5日に世界初公開すると発表した。
【こちらも】トヨタ、新型燃料電池システムを開発 2026年以降に投入へ
新型ES90は、スーパーセット・テックスタックで構築されている。これはボルボが開発したハードウェアとソフトウェアからなるユニットで、将来的にはボルボの電気自動車のすべてを支える技術だ。すでにボルボのSUV型EV「EX90」に採用されており、ES90で2台目の導入となる。
ボルボはES90の設計にあたり、安全かつ快適な移動が楽しめる車を目指した。コアコンピューティング技術や常時接続、データ活用などを通し、継続的な進化や改善ができるように設計している。
またES90は「セーフ・スペース・テクノロジー」という技術の活用で、安全性を高めている。12個の超音波センサーや5個のレーダー、8個のカメラを搭載。さらにドライバーの状態を把握できるシステムも車内に設けている。暗闇における障害物の検知も可能で、万が一ぶつかりそうになれば衝突回避などの安全機能で事故を防ぐ。
DRIVE AGX OrinもES90の目玉機能の1つだ。これはNVIDIAが生み出したコアコンピュータで、車内の重要なシステムやプロセスを超高速統合で制御する。演算能力は毎秒約508兆回で、この能力を活かしてAIベースのアクティブセーフティ機能や車内センサー、バッテリーマネージメントなどを管理する。
スポンサードリンク
おすすめ記事