マーケットエンタープライズ、千葉県習志野市が10月の3R推進月間に不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始

2024年10月29日 15:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■リユース新施策導入による廃棄物削減へ

 千葉県習志野市(市長:宮本 泰介)とマーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、2024年10月29日(火)から、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートすると発表。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、習志野市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指していく。

■背景・経緯

 習志野市では、「一般廃棄物処理基本計画」において廃棄物の発生抑制を最優先と位置付けているものの、まだ使えるものでも廃棄されることが課題となっており、廃棄物削減につながる新たなリユース施策導入の可能性を模索していた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、習志野市がマーケットエンタープライズに働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。

■「おいくら」とは・・・

 おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームである。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼し、買取価格を比較することができる。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ110万人(2022年11月現在)が利用している。

■「おいくら」との連携により期待できること

 「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、不要品の運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があり、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もない。

■今後について

 10月29日(火)15時(公開時間が前後する可能性がある)に習志野市ホームページ内へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になる。習志野市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながる。また、同取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができる。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながる。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指していく。

■千葉県習志野市

 習志野市は千葉県の北西部に位置し、東京からほぼ30キロメートル圏内にある。東は千葉市、西は船橋市、北は八千代市に接し、南は東京湾に面している。海岸線は千葉港(東京湾)の一部を形成し、地形は東西8.9キロメートル、南北6.2キロメートルで内陸部の自然地形と平坦な埋立地からなっている。古くは、騎兵連隊・鉄道連隊が置かれるなど軍都として発展してきたが、現在、軍用地の跡は病院や学校に建替えられ、軍隊の街から文教住宅都市へと生まれ変わった。臨海部は埋め立てられ袖ケ浦団地、秋津団地などの大型団地が建設されるなど東京のベッドタウンとして発展している。

・人口:175,162人(男87,015人、女88,147人)(2024年9月30日) ・世帯数:85,100世帯(2024年9月30日) ・面積:20.97平方キロメートル (情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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