半導体やAI関連株の押し目狙い/東京株オープニングコメント

2026年4月24日 08:23

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記事提供元:フィスコ

*08:23JST 半導体やAI関連株の押し目狙い
 24日の日本株市場は、米株安の流れから売りが先行するも、その後は下値の堅さが意識される相場展開になりそうだ。23日の米国市場は、NYダウが179ドル安、ナスダックは219ポイント安だった。和平協議の交渉団でイラン革命防衛隊(IRGC)が主導権を握り、ガリバフ国会議長が外れたとの報道やイランの防空システムの一部が作動と伝えられるなかで、米国とイランの戦闘終結に向けた協議が見通せないとして原油価格が急騰したことが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比155円安の58985円。円相場は1ドル=159円60銭台で推移。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時59500円まで買われたが、終盤にかけて軟化し58360円まで売られる場面もあった。59000円を挟んだ58000円~6万円のレンジが意識されるなかで、下限水準を試す展開が警戒されやすいところである。

 昨日の日経平均株価は寄り付き直後に史上初の6万円に乗せた後は一気に軟化し、後場の取引開始直後には58621円まで売られる場面もあった。荒い値動きによって積極的な売買は手控えられやすく、週末要因もあって短期的な売買が中心になりそうだ。ただ、米国では主要な株価指数は下落したが、半導体SOX指数は連日で史上最高値を更新していることもあり、引き続き半導体やAI関連株への物色に向かわせそうだ。

 このところ相場をけん引しているソフトバンクグループ<9984>やアドバンテスト<6857>などの底堅さがみられるようだと、先物主導でリバウンド基調を強めてくる可能性はあるだろう。また、米国とイランとの緊張から上値追いは慎重にさせそうだが、トランプ米大統領は、イスラエルとレバノンの停戦が3週間延長されると自身のSNSに投稿したと報じられた。両国の駐米大使のホワイトハウスでの協議に同席したと明らかにしたようであり、押し目狙いの買いを誘う可能性はあるだろう。

 物色は半導体やAI関連株のほか、映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」がきょう、日本で公開されることで任天堂<7974>やコラボ商品を展開する企業、IP関連などへの波及が期待される。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、稀元素<4082>、東京エネシス<1945>、月島HD<6332>、中部飼料<2053>、丸八証券<8700>、AIinside<4488>、旭精機<6111>、ドリコム<3793>、バルテスHD<4442>、ソケッツ<3634>、四電工<1939>などが注目される。《AK》

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