パイオニア、カロッツェリア「楽ナビ」15機種を発売へ 車内Wi-Fi化に対応

2023年1月23日 16:30

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AVIC-RQ920-DC(ラージサイズ)(画像: パイオニアの発表資料より)

AVIC-RQ920-DC(ラージサイズ)(画像: パイオニアの発表資料より)[写真拡大]

  • AVIC-RF920-DC(ラージ、フローティングモデル):発表資料より
  • 信号機カウント交差点案内:発表資料より
  • フローティングモデル可動部:発表資料より
  • フローティングモデル可動部:発表資料より
  • ドライブレコーダー(VREC-DS810DC):発表資料より
  • バックカメラユニット(ND-BC300):発表資料より

 パイオニアは19日、ナビゲーションシステムのカロッツェリアから「高性能×使いやすさ」をコンセプトに販売を続けてきた「楽ナビ」の新機種15機種を、2023年3月に発売すると発表した。価格はすべてオープンで、実勢価格は7万~19万円(税込)前後になると想定されている。

【こちらも】パイオニア、カロッツェリアの新型「サイバーナビ」8機種発売

■新型カロッツェリア「楽ナビ」概要

 今回新たに発売される楽ナビは、楽ナビとしては初めてオンラインに対応。またカロッツェリアのカーナビとして初となるフローティングモデルも、ラインアップされる。

 サイズはラージサイズ(9インチ、9インチフローティングモデル、8インチ)が7機種、7インチ(200mmワイド、2D)が8機種となっている。

 ネットワークスティックが同梱か別売りかで型式がわかれており、語尾にDCが来るものは同梱モデルとなっている。同梱モデルには、年2回配信される最新データバージョンアップが最大3年分、追加費用無しの特典としてついてくる。発売から2024年7月末までに「MapFanスマートメンバーズ」に登録すると、無償バージョンアップの終了期間が1年分伸びるなどの特典も付与される。

 基本的なスペックは、HDパネル、32GBメモリーなどを備え、機種ごとに再生ソースに違いがある。新機能として、交差点までの信号をカウントダウンする「信号機カウント交差点案内」などを搭載している。

■楽ナビ初のオンライン対応

 車内Wi-Fiとして、車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応。ネットワークスティックを使用し、「docomo in Car Connect」を契約することで容量を気にすることなくデータ通信を行える。

 スマートループ渋滞情報、お出かけ検索(オンライン)、ガススタ価格情報、駐車場満空情報といった各種機能も使用可能となる。

■フローティングモデル

 カロッツェリアのカーナビとして初となるフローティングモデルは、ユニットとディスプレイが軸でつながっており、上下、左右、前後や角度などを取り付け車種によって変更できるモデルだ。2022年12月現在では、548車種に適合する。上下は15mm、左右30mmずつ、前後20mm、角度は計75度可動できる。

■楽ナビ専用ドラレコとバックカメラも発売

 新たに15機種専用のドラレコ(VREC-DS810DC)と、バックカメラユニット(ND-BC300)も同時に発売される。どちらも価格はオープンだが、ドラレコは約4万5,000円前後、バックカメラユニットは2万5,000円前後が実勢価格として想定されている。

 ドラレコに関しては「ドライブレコーダーリンクHD」に対応しており、設定や再生操作がナビ上で行える。走行中や駐車中の衝撃に対応できるようにGセンサーを2つ搭載する「ダブルGセンサー」を採用するなど、安心なカーライフをサポートする。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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