メルセデス・ベンツ、「EQE」発表 3つの注目ポイント

2022年9月30日 17:18

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EQE(画像: メルセデス・ベンツ日本発表資料より)

EQE(画像: メルセデス・ベンツ日本発表資料より)[写真拡大]

 メルセデス・ベンツ日本は29日、新モデル「EQE」を発表し、予約注文の受付を始めた。EQブランド初のEV専用プラットフォームを採用。納車は2022年11月ごろから開始の予定だ。今回は、EQEで特筆すべきポイントを3つ、紹介する。

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■電動パワートレイン「eATS」による強力なスペック

 EQEの目玉は、電動パワートレイン「eATS」だ。EQE350+では、リアアクスルに搭載しており、最高出力は292PSを誇る。航続可能距離は624kmであり、旅行や出張でも安心だ。

 メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+では、フロントとリアにeATSを搭載。最高出力は625PSだが、RACE STARTを使うと687PSまで上がる。航続可能距離は526km。抜群のスピードと航続距離を引き出すパワートレインに注目しよう。

■大容量リチウムイオンバッテリーで急速充電にも対応

 EQEは大容量リチウムイオンバッテリーもポイントである。その容量は90.6kWhとなり、最長航続距離624kmを実現。充電は最大150kWにより、49分間で最大80%の充電が可能だ。

■「ワン・ボウ」ラインをはじめ、個性的なデザインを採用

 最後はEQEの個性的デザインに注目しよう。エクステリアは「ワン・ボウ」ラインとして、弓を描くようなスタイルだ。ほかにもキャブフォワードデザインを採用しており、全体的にはスポーティなエクステリアである。

 インテリアでは斬新なコンセプトが満載だ。たとえばドアパネルに取りつけたモジュールは、宙に浮く形をしている。シートは造形美にこだわっており、立体感や座り心地のよさを望める。ドライバーにやさしいレイアウトながら、新鮮な仕掛けが揃っている。

 価格は、1248万円~1922万円(消費税込)。

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