京都駅前地下街、ポルタ西エリア飲食ゾーンが8月26日リニューアルオープンへ

2022年7月14日 16:07

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ポルタ西エリア飲食ゾーンのリニューアルイメージ(JR西日本京都SC開発発表資料より)

ポルタ西エリア飲食ゾーンのリニューアルイメージ(JR西日本京都SC開発発表資料より)[写真拡大]

 京都市下京区の京都駅前地下街ポルタ西エリア飲食ゾーンで、第2期改装区画の12店舗が新たにリニューアルオープンすることになった。3月に先行オープンした第1期改装区画の12店舗と併せて、計24店舗がリニューアルし、8月26日にグランドオープンする。

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 ポルタは、京都ステーションセンターと京都駅観光デパートが合併して7月1日に発足した、JR西日本京都SC開発が運営する京都駅直結の地下街。延べ約2万4,000平方メートルに約120の店舗が出店している。売り場面積は約1万平方メートル。

 第2期改装区画は、中華の「糀・幸福飯店」、京都産の食材を楽しめるJA全農京都プロデュースの「みのるダイニング」、和牛、ジビエなど国産肉にこだわった「鉄板・串焼きサブリナ」など個性豊かな新規出店7店と、1897年創業という京都初の洋食屋「グリルキャピタル東洋亭」、京料理の「萬重小庵」、おはしで食べるスパゲティ専門店「洋麺屋五右衛門」など以前から人気の再登場5店で構成する。

 ポルタ西エリアの飲食ゾーンはこれまで、訪日外国人観光客向けの飲食店が中心で、京都駅周辺で働く人の普段使いに不向きな傾向があった。そこで、第1期改装区画はうどんや焼き鳥、お好み焼きなど軽い食事やちょい飲みを楽しめる店舗を中心に集めたが、第2期改装区画はもう少しゆっくりと食事やお酒を楽しめる構成にした。

 さらに、今回の改装ではゾーン内の通路を「京の街並み」「京の邸宅」「京のお庭」をイメージしたものに改め、京都らしい風情を強調する。このうち、第2期改装区画は欄間格子や聚楽のモチーフ、竹やモミジのある中庭を表現している。

 政府は訪日外国人観光客の入国制限を徐々に緩和しているが、ここにきて第7波といえる新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、コロナ禍の終息が予測できない。京都市の観光業者や飲食店がコロナ禍で大打撃を受けているだけに、JR西日本京都SC開発は地元の人の利用拡大に期待している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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