三井不動産、大阪・門真に「ららぽーと」「アウトレットパーク」複合の大型商業施設

　三井不動産は大阪府門真市で建設中の大型商業施設「門真市松生町商業施設計画（仮称）」（門真市松生町）を「三井ショッピングパークららぽーと」、「三井アウトレットパーク」の複合型にすることを決めた。施設名は「三井ショッピングパークららぽーと門真」と「三井アウトレットパーク大阪門真」で、建物名称が「三井ショッピングパーク門真」。2023年春に開業する予定。

【こちらも】三井不動産や帝国ホテルなど、東京・内幸町で都内最大級の再開発構想

　新施設は約11万7,000平方メートルの敷地に建つ鉄骨4階建ての店舗棟と、鉄骨6層7段2棟の駐車場棟で構成する。延べ床面積は駐車場棟を含めて約19万7,000平方メートルで、うち店舗面積が約6万6,000平方メートルとなる。入居する店舗は物販、飲食、サービスなど約250店。ららぽーと門真に約150店、アウトレットパーク大阪門真に約100店が入る。

　ららぽーと門真は主に1、3階を占め、食やエンターテイメント施設も充実させる。エントランス広場とセンターコートにはイベントスペースを整備し、さまざまなイベントを開催する計画。

　アウトレットパーク大阪門真は主に2階を占め、海外や国内のブランド店をそろえてブランドショッピングをより身近に感じられるようにする。建物中央のセンターコートと3階のフードコートは、ららぽーと門真、アウトレットパーク大阪門真の利用客がともに楽しめるようにする。

　新施設の開業に合わせ、大阪市鶴見区で日本初の本格的ファクトリーアウトレットとして1995年から営業してきた「三井アウトレットパーク大阪鶴見」（鶴見区茨田大宮）が、2023年3月12日で閉館する。アウトレットパーク大阪鶴見はアウトレットパーク大阪門真に移転拡張の形を取り、閉館まで各種セールを催す予定。（記事：高田泰・記事一覧を見る）