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JALとKabuK Style、「航空サブスク」の第2回実証実験 143路線で
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日本航空(東京都品川区)は16日、KabuK Style(長崎県長崎市)と共同で「航空サブスクサービス」の第2回実証実験を実施すると発表した。6月22日から参加者の募集と予約を開始する。航空サブスクによって移動需要が創出できるか、検証を重ねる。
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6月22日から7月31日まで、先着1000名で参加者を募集する。KabuK Styleが提供する旅のサブスクサービス「HafH」の会員が対象。よりフレキシブルな旅のスタイルを提供できるように、両社は国内線旅客取扱代理店契約を結んだ。
実証実験用に、月額2万9800円・月額3万9800円・月額8万2000円の3つのプランを用意した。いずれも3カ月継続が必要で、新規登録者は初月1万円引きになる。航空券の予約申請期間は6月22日~9月22日までで、対象の出発日は7月1日~9月30日まで。一部を除く、JAL国内線全143路線を使用できる。
プランに応じて付与されるコインを使い、航空券や部屋の予約を行う。実証実験ではHafHの宿泊をセットにすることが条件となっており、航空券の予約申請には1区間350~600コインを使用する。
2万9800円のプランの場合、付与されるコインは毎月1000コイン、3万9800円のプランは毎月1400コイン、8万2000円のプランは毎月3000コインになる。
両社は2018年8月に、500名を対象として航空サブスクサービスの実証実験の第1回を実施。若年層の利用が旺盛で、過半数がワーケーション目的などのニーズが明らかになったという。行先が分散できるなどの効果も確認できた。
さらに検証を進めるべく、路線を10路線から143路線に幅拡大し、参加人数も2倍の1000名とし第2回の実証実験を行うことにした。
多拠点居住やワーケーションなど、新たなワークスタイル、ライフスタイルにマッチする移動サービスを提供したい考えだ。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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