26日の中国本土市場概況:上海総合2.3%安で続落、金融株が下げ主導

2021年7月26日 17:00

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記事提供元:フィスコ


*17:00JST 26日の中国本土市場概況:上海総合2.3%安で続落、金融株が下げ主導
週明け26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比82.96ポイント(2.34%)安の3467.44ポイントと大幅に続落した(上海A株指数は2.34%安の3634.17ポイント)。


投資家心理の悪化が進行する流れ。中国当局がネット大手や教育産業の締め付け、不動産抑制策の強化など、相次ぐ規制の動きが売り材料視された。米中対立の警戒感もくすぶる。本日午前、中国外交部の謝鋒副部長と米国のシャーマン国務副長官が天津市で会談した。謝鋒副部長は会見で、「米中関係のこう着は、米国の一部の人々が中国を『仮想敵』と見なしているためだ」と指摘。高官会談で強気の姿勢を崩さない意向を示した。主要指数は後場に入り一段安となっている。(亜州リサーチ編集部)


金融株が下げを主導。中国人民保険集団(601319/SH)が6.4%安、中国人寿保険(601628/SH)が5.6%安、中国平安保険(601318/SH)が5.4%安、興業銀行(601166/SH)が5.5%安、招商銀行(600036/SH)が4.7%安で引けた。


不動産株も安い。新城控股集団(601155/SH)が7.3%、保利地産(600048/SH)が6.6%、金地集団(600383/SH)が6.1%、緑地HD(600606/SH)が4.7%ずつ下落した。

医薬品株も急落。上海復星医薬集団(600196/SH)が8.7%安、人福医薬集団(600079/SH)が7.1%安、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が6.1%安で取引を終えた。消費関連株、資源・素材株、運輸株、公益株、IT関連株なども売られている。


半面、半導体株は高い。パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が7.3%、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(JCET:600584/SH)が2.7%ずつ上昇した。杭州士蘭微電子は上場来高値を更新している。そのほか、上海市場のハイテク企業向け市場「科創板」では、ICファウンドリ中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:688981/SH)が10.3%高と値を上げた。


一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.40ポイント(1.29%)安の260.44ポイント、深センB株指数が23.99ポイント(1.94%)安の1209.54ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)《FA》

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