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飲酒待ち伏せエリアを表示 レーダー探知機メーカーの責務は
「飲酒待伏せエリア」との警告が出るレーダー探知機 ©sawahajime[写真拡大]
6月28日、千葉県八街市で悲惨な「事件」が発生した。
【こちらも】レーダー探知機メーカーの果たすべき責任は?
下校途中の小学生の列に、基準値を超えたアルコールを摂取した運転手が運転するトラックが突っ込んだのだ。これを、「交通事故」と表現するのは間違っている。
「トラックを使った無差別殺人事件」だ。
「過失運転致死傷」とかいっているが、飲酒して車の運転を開始した時点で「過失」では無く、「未必の故意」であり、結果として人が亡くなれば「殺人」だろう。
法律関係者は「事故を起こそうとして起こした事故では無い」から「過失」だというが、飲酒して車の運転を開始した時点で、「人を刺すつもりで包丁をもって街に飛び出した奴」と同じだと考えるべきだろう。
●画像公表
筆者の記事一覧には、イメージ画像が無いものが3本ある。
*「未使用車が生まれる背景」(2019年11月19日)の場合は、当該車両を扱う業者に配慮してイメージ画像を省略した。
*「軍用車とEV・ハイブリッド車」(2020年6月10日)の場合、記事中に登場した某国の車両画像も保有しているが、軍事機密になるので当然除外し、記事中の「テスラ・サイバートラック」画像は、当該車種を貶す事になるので、画像使用しなかった。
そして、*「レーダー探知機メーカーの果たすべき責任は?」(2019年9月9日付)の場合は、このメーカーに対しては、社長宛に改善を促す文書を郵送した関係で、記事掲載後に何等かのリアクションがあれば申し訳ない為、敢えて画像は掲載しなかった。
しかし、既に2年近く経過し、当該メーカーからは未だに何等のリアクションも無い為、武士の情けで銘柄部分を塗りつぶしたが、敢えて画像を掲載する。
●レーダー探知機メーカーの責務
「一旦停止待ち伏せエリアです」とか「信号無視待ち伏せエリアです」は、注意喚起の意味で必要だ。
「携帯電話待ち伏せエリアです」は、本来運転中に携帯操作をする事自体が非常識だとしても、「注意喚起」の意味で許容できる範囲だろう。
しかし、「飲酒運転取締り」を告知する事は、反社会的行動を助長する、恥ずべき行為だ。
「飲酒運転車両」は、「精神異常者が刃物を振り回して街中を走り回っている」のと同じで、そんな車両は即刻検挙すべきであろう。
害獣が人に危害を与えれば「駆除」されるのと同じく、「飲酒酩酊して走る凶器と化した車を運転する」事態は、駆除対象なのだ。いつ何の落ち度も無い、一般車両や歩行者に生命の危険を及ぼすかも知れない。
「飲酒して運転している異常者」に「検問回避」を教える事は、反社会的事象である事をレーダー探知機メーカー全体の認識とすべきであり、もし他のメーカーでもこの様な仕様を採用しているなら、即刻止めさせたい。
●馬も軽車両
西部劇で、酒場で酔いつぶれた客を、仲間が担いで彼が乗って来た馬に乗せる。そして馬の尻を叩くと、馬は持ち主を乗せて、家に向かって歩き始める。
日本では、馬は軽車両扱いだ。
従って、夜間には灯火が必要だし、酒を飲んで乗れば「飲酒運転」となる。
馬が自宅に向かって歩くのに、単に乗っているだけでも「飲酒運転」なのだ。これで何事も無く自宅に帰り着ければ、「何故、飲酒運転?」と思うだろう。
しかし考えれば判るだろうが、酩酊者を乗せた馬が、何かに驚いてパニックになった場合、乗っている人間が手綱を引き締めて、馬をコントロールする必要があるからだ。
筆者も、対向するトラックの運転手が、缶ビールをあおっている場面に遭遇したり、前を走る運転席から缶チューハイの空き缶が投げ捨てられた場面に遭遇した経験がある。
飲酒運転の一層の厳罰化を切望する。
最後に、亡くなられたお子様がたのご冥福をお祈りする。(記事:沢ハジメ・記事一覧を見る)
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