欧州為替:英中銀関係者の利上げに関する発言でポンド買い強まる

2021年5月27日 20:32

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記事提供元:フィスコ


*20:32JST 欧州為替:英中銀関係者の利上げに関する発言でポンド買い強まる
27日のロンドン外為市場で、ドル・円は109円05銭から109円20銭まで買われた。米長期金利の下げ渋りや日本経済の停滞を懸念したドル買い・円売りの興味は失われていないことから、ドルは109円近辺で下げ渋る状態が続いた。


ユーロ・ドルは1.2215ドルから1.2180ドルまで弱含みとなったが、その後1.2210ドルまで戻す展開。ユーロ・円は一時132円99銭まで下げたものの、ユーロ売り・米ドル買いが後退したことから、133円26銭まで買われた。


ポンド・ドルは1.4114ドルまで下落した後、1.4183ドルまで反発。英中央銀行のブリハ氏が2022年中における利上げの可能性について言及したことからポンド買いが活発となった。ドル・スイスフランは0.8961フランから一時0.8994フランまで買われたが、ユーロ・ドルの値動きを意識してドル買い・フラン売りはやや後退。《MK》

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