サムティ シャングリ・ラグループとの共同事業の開始及び特定目的会社の子会社化

2021年3月30日 15:24

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記事提供元:フィスコ


*15:24JST サムティ---シャングリ・ラグループとの共同事業の開始及び特定目的会社の子会社化
 

サムティ<3244>は29日、同社子会社のSAMTY ASIA INVESTMENTS PTE LTD(SAI)を通じて世界的なホテルチェーンを展開するShangri-La Asia Ltd.を共同事業者として、ホテル開発プロジェクトの開始及び間接的な特定目的会社の出資持分取得に伴う子会社化を発表した。

サムティはシャングリ・ラグループと京都市内で共同で本プロジェクトを実施し、プロジェクトの開発を行うシャングリ・ラ京都二条特定目的会社(TMK)に間接的に出資しているShangri-La Japan Investments PLより、同社子会社のSAIが間接的にTMKの出資持分の80%を2回に分けて取得。11月末日までに49%を取得、TMKを持分法適用会社化し、残り 31%を12月末日までに取得する予定で、本TMKを連結子会社化する見込みだという。

なお、連結子会社化に伴い、負ののれんが2021年11月期に約27億円、2022年11月期に約16億円発生する見込み。同社は、ホテル開業後、一定期間保有のうえ、将来的には、同社グループが設立を準備しているホテルリートへの組み入れも検討していくとしている。

シャングリ・ラグループは、今回のプロジェクトが日本国内で2番目の計画で、関西では初進出となる。同ホテルは二条城の北側に位置し、客室数は80室から100室、平均客室面積は約57平方メートル。

出資持分譲渡契約締結は2021年4月1日を予定。
また、同社は30日、本件の要因を含め業績予想の修正を発表している。《ST》

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