西宮の武庫川団地前駅前に新商業施設 市有地の旧小学校活用 阪神など

2021年3月11日 16:50

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ムコダンモールの全体開業イメージ(阪神電鉄発表資料より)

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 阪神電鉄と阪急阪神不動産、店舗設計のUCMは10日、兵庫県西宮市高須町の阪神電鉄武庫川線・武庫川団地前駅前に、新商業施設の「ムコダンモール」を開業すると発表した。旧高須東小学校跡の市有地を活用した事業で、4月までに計11店舗が出店する。

 ムコダンモールは、旧高須東小学校跡約1万2,000平方メートルの敷地に建てられた鉄骨建て7棟から成る商業施設。延べ床面積は約3,000平方メートルで、中央に約150台収容の駐車場、それを取り囲むように店舗と芝生広場が配置されている。

 出店する店舗はコンビニエンスストアの「ローソン」と生活雑貨の「ダイソー」、フィットネスクラブの「エニタイムフィットネス」が11日までにオープンしたほか、スーパーの「サンディ」、食パン専門店の「高匠」、カフェの「さかい珈琲」、クリニック、ドラッグストア、調剤薬局などが順次開業する予定。

 芝生広場は2カ所に設けられ、甲子園球場で使用されているものと同じ芝生が植えられた。地域の住民が憩いの場所として活用するためで、このうちの1カ所は旧高須東小学校のメモリアルゾーン。校庭に植えられていた桜並木が再現され、モニュメントが設置されている。

 旧高須東小学校は武庫川団地の子どもらが通っていたが、児童数の減少から、2009年で閉校した。西宮市は将来的な武庫川団地の再整備を見据えて、それまでの間、20年間の定期借地権で民間事業者に土地を貸して暫定利用することを決め、公募型プロポーザル方式で事業者を募っていた。

 その結果、武庫川団地前駅と地域住民を結びつけるにぎわいと憩いの場所の開発を目指す阪神電鉄を優先交渉権者に選び、阪神電鉄などが2020年9月から工事を進めていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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