日産のCM「やっちゃえNISSAN」、「日テレCM大賞」を受賞

2021年2月13日 17:20

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CM「やっちゃえ NISSAN 幕開け篇」(画像: 日産自動車発表資料より)

CM「やっちゃえ NISSAN 幕開け篇」(画像: 日産自動車発表資料より)[写真拡大]

 日産自動車は12日、日本テレビが主催する「日テレCM大賞2020」で、同社の広告「やっちゃえNISSAN 幕開け編」が、大賞を受賞したと発表した。 日産の日テレCM大賞受賞は、2011年度、2015年度に続き今回で3度目となる。

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 「やっちゃえNISSAN 幕開け編」は、2020年8月からCM放送を開始。ブランドアンバサダーとして木村拓哉を起用し、日産の挑戦の歴史やクルマへの思いを描いた作品に仕上がった。同CMは他にも「上等じゃねぇか、逆境なんて。」というフレーズもキャッチコピーとして採用。メッセージ性やクリエイティブ性の高さが注目され、今回の受賞にいたった。

 CMは、日産自動車の公式YouTubeでも公開中。同社の歴代の名車として、1972年式スカイライン、1985年式サファリ、1989年式スカイラインGT-Rなどが登場し、日産の歴史の一端をアピールしている。最後には電動SUVとして日産の新時代の牽引を期待されているアリアも登場。オリジナル曲が流れる中、歴代の名車たちの走行シーンに、木村の力強いナレーションが寄り添う演出。落ち着いたCMの雰囲気の中で、日産が歩んだ歴史が印象的に表現されている。

 日産では現在、「走行中の排出ガスゼロ」と「日産車の関わる死亡重傷事故ゼロ」を目指している。排出ガス削減を目的とした電気自動車ではアリアに加え、コンパクトモデルのリーフが活躍中。

 事故リスクを下げる技術としては、プロパイロットが知られる。他にも2台前の車両を検知して玉突き事故の注意を促すインテリジェントFCW、衝撃時にふくらむSRSカーテンエアバッグシステムなど、交通事故リスクを下げる取り組みを行っている。

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