三菱自、新型SUV「エクリプスクロス」予約注文受付開始 特徴は?

2020年10月19日 11:55

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エクリプスクロスPHEV(画像: 三菱自動車工業の発表資料より)

エクリプスクロスPHEV(画像: 三菱自動車工業の発表資料より)[写真拡大]

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 先日、エクリプスクロスPHEVのスペシャルサイトの情報を伝えたが、三菱自動車工業が続報を公開している。予約注文受付中との文字と、エクステリアが明らかになったエクリプスクロスPHEVの写真が出ている。今回はリリースを含め以前の情報から追加されたものに関して整理していく。

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■外観はかなりごつめで個性的

 すべての外観が明らかになり、思ったことは1つ。かっこいい。ダイナミックシールドもしっかりと進化させ、デリカD5を思わせるようなプロポーションへと変わった。ランプレイアウトも変更されており、よりスポーティさを表現している。

 リヤデザインは賛否両論あったダブルガラスからシングルガラスに変更をしており、後方視界はよくなっていると感じる。リヤコンビネーションランプに関しても、ダブルガラスの際にはつながっていたが今回のモデルチェンジでつながりはなくなっている。

■PHEVモデルは「アウトランダーPHEV」を踏襲

 今回新たに追加されるPHEVモデルだが、PHEVシステムは「アウトランダーPHEV」で実績のある前後1基ずつの高出力モーター、大容量の駆動用バッテリー、2.4L MIVECエンジンなどを用いたツインモーター4WD方式を最適化し採用。動画内でもあったが、「アウトランダーPHEV」のシステムをそのまま置くことはできないため、配置に苦労したとのことだった。

 実際、「アウトランダーPHEV」に試乗したことがあるが、ここ最近の車の中では最も驚きを覚えた車であった。パワーもかなり強く、EV走行モードも高速でも十分使えるレベルだった。そんなシステムを車格の小さいエクリプスクロスPHEVに搭載するのだから、ドライビングもかなり楽しみなものになることは間違いない。

■4輪制御技術はおなじみのS-AWC

 PHEVモデルは駆動力配分を自由に行えるS-AWCを採用している。さらに駆動用バッテリーを床下中央に配置することで前後重量バランスの最適化、低重心化が図られたことで乗り心地もよくなっているとのこと。

 ガソリンモデルも同様にS-AWCを採用しているが、制動力を制御するABS&ASCを協調させるシステムになっているほか、前後左右の制動力を調整し、旋回性を向上させるAYC(アクティブヨーコントロール)を採用している。

 PHEVモデルのグレード展開は、最上級モデルのP、ハイグレードのG、スタンダードグレードのMをラインアップしている。価格は約385万円~約450万円(消費税込)。ガソリンモデルは、最上級モデルがG Plus Packageとなっており、その他のグレードはPHEVと同様の設定になっている。ガソリンモデルの価格は約255万円~約335万円(消費税込)。

 現在三菱自では、発売日前日までにPHEVモデルの予約をすると、オプション装備が無料でもらえる「今だけ!選べるオプションプレゼント」キャンペーンを行っている。オプションはガーニッシュパッケージ、前後ドライブレコーダーパッケージ、アウトドアパッケージ、充電設備機器設置支援の4つから選べる。マイホームに住んでいて、初めてPHEVモデルを買う人は充電設備機器設置支援をぜひ検討してほしい。諸条件はあるが非常に助かるオプションとなりそうだ。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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