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大阪のりんくうプレミアム・アウトレット、8月の第5期開業で西日本最大に
シーサイドプラザの開業イメージ(三菱地所・サイモン発表資料より)[写真拡大]
関西空港対岸の大阪府泉佐野市りんくう往来南にある「りんくうプレミアム・アウトレット」が、8月12日の第5期増設開業により、総店舗数約250店、売り場面積約5万平方メートルの西日本最大のアウトレットとなる。同時に約2万平方メートルの芝生広場やアウトドア体験施設が登場、娯楽や憩いの場としての機能もパワーアップする。
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8月12日に増設開業するのは、大阪湾を一望できる場所にある「シーサイドエリア」。売り場面積約1万3,000平方メートルに、既存エリアからの移転14店を含む物販38店と飲食10店の合計48店が出店する。
出店するのは「バーバリー」、「プラダ」といったラグジュアリーブランドに加え、「アークテリクス」、「ニューバランスゴルフ」などのスポーツブランドで、飲食店では米国風中華料理の「パンダエクスプレス」が関西のアウトレットに初お目見えする。
エリア内はヤシの木や四季の花などを植え、緑あふれるショッピングゾーンとする。広大な中庭の「シーサイドプラザ」には軽食やデザートを味わえる店舗を配置、海を感じながら飲食できるようにする。
海沿いには広さ約2万平方メートルの芝生広場「シーサイドパーク」が設けられ、アウトレット施設としては初となるグランピング施設もオープンする。さらに、世界的な建築家の隅研吾氏が開発に携わったモバイルハウスが設置され、アウトレットにいながらぜいたくなアウトドア体験ができる。
今回の増設により、りんくうプレミアム・アウトレットの総店舗数が約250、総売り場面積が約5万平方メートルに達し、静岡県御殿場市の御殿場プレミアム・アウトレット(売り場面積約6万1,000平方メートル)に次ぐ大規模施設となる。
りんくうプレミアム・アウトレットは2000年に国内2カ所目のプレミアム・アウトレットとして開業した。2002年、2004年、2012年に施設を増設し、新型コロナウイルスの感染が拡大する前は日本人の買い物客だけでなく、関西空港を利用する訪日外国人観光客も多数、利用していた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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