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滞留在庫のみを扱うネットショップ「RUKAMO」好調な滑り出し
2020年3月24日にローンチしたHamee株式会社のネットショップ「RUKAMO」が、計画を大きく上回る会員数、利用数で推移している。
「RUKAMO」は、滞留在庫のみを扱うネットショップ。倉庫に眠っている商品を掲載し、購入客には還元ポイント50%を付与する。実質半額になるという経済メリット、サステナブルな事業コンセプトへの共感もあり、すでに会員数は計画の10倍になった。滞留在庫を可視化できるプラットフォーム、ポイント還元という形式のため値引きなしで倉庫に眠っている大量在庫を再流通させることができる仕組みなど、出店する企業側のメリットも大きい。パンデミックによる自粛休業及び販売機会の喪失、在庫の増大という問題を抱えるアパレル企業にフィットするソリューションを兼ね備えている。
Hamee社は、国内3,849社が利用する「ネクストエンジン」という複数ネットショップの在庫管理・出品・売り上げなどを一元管理するプラットフォーム事業を行っている。「RUKAMO」は、同事業を通して約600億円分の滞留在庫があることを把握し、この問題解決のために立ち上げたという。現在、出品依頼数は10,000以上あり、利用者数は目標の3倍以上、会員数はスタート時の目標の10倍以上。好調な業績で推移している。ファッション関連品(レディースファッション、小物、バッグ)では、売り切れているアイテムも多く、同カテゴリーの出品を積極的に呼びかけているという。出品者は、Hamee社のネクストエンジンの利用が必須条件。滞留在庫アプリを利用して商品を出品する仕組みで、出品費用は無料。「RUKAMO」への商品登録やページ作成はHamee社が行う。
■「RUKAMO」公式サイト(ランディングページ https://www.rukamo.ooo/)
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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