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新型コロナ、マツキヨやツルハなどドラッグストアも臨時休業が拡大
新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言の全国拡大を受け、大型商業施設や百貨店に続いてドラッグストアでも臨時休業の動きが広がっている。主に訪日外国人観光客の需要を見越して開店した都心店や大型商業施設内の店舗だが、地方への感染拡大が続けばさらに休業する店舗が増える可能性もある。
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マツモトキヨシは18、19の両日、東京都の新宿通り店、大阪市の黒門市場末広通り店、京都市のコトクロス阪急河原町店など全国16店舗を臨時休業としたが、東京都の東京スカイツリータウン・ソラマチ店イーストヤード、千葉市のOUTLET三井アウトレットパーク幕張店、京都市の京都アバンティ店など全国10店舗を5月6日まで、千葉市のアパホテル東京ベイ幕張店を5月31日まで新たに臨時休業する。
ツルハドラッグは大阪市の心斎橋店、京都市の京都駅東塩小路店、神戸市の神戸元町店、名古屋市の名古屋栄3丁目店、北海道函館市の函館駅前店など全国11店舗が新たに休業に入った。大阪市の戎橋店、阪急東通店など6店舗は毎週日曜日に休業する。3月から休業している大阪市の天保山マーケットプレース店は5月7日から営業再開の予定。
サンドラッグは広島市の紙屋町サンモール店を22日から5月6日まで休業するのをはじめ、札幌市の狸小路2丁目店、東京都の銀座6丁目店、京都市の錦店、大阪市の船場店、神戸市の三宮さんプラザ店など全国29店舗を5月1日から期間未定で臨時休業する。
各社とも訪日客の需要に期待して都心部に出店した店舗は、新型コロナの影響を受け、来店客が著しく減少しているほか、学校の臨時休校などから従業員の確保が難しくなっている地域もある。当面、営業規模の縮小を余儀なくされそうだが、事態の長期化が経営に与える影響は小さくなさそうだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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