段差などから愛車のバンパーを守るフロントリッププロテクター発売

2020年2月25日 17:55

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フロントバンパーを守るフロントリッププロテクター(画像:The Daytona International Sales発表資料より)

フロントバンパーを守るフロントリッププロテクター(画像:The Daytona International Sales発表資料より)[写真拡大]

  • フロントバンパーを守るフロントリッププロテクター(画像:The Daytona International Sales発表資料より)

 主にスポーツグレードの車に装着される大きく低いバンパーは、エアロバンパーなどとも呼ばれるが、自動車用パーツの製造や販売を行うThe Daytona International Salesは、このバンパーを車輪止めや路面などとの干渉で生じる損傷から守る「AEON COMPOSITE / フロントリップ プロテクター」を発売した。

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 日本の保安基準では、自動車の最低地上高は9cm以上と決まっているが、バンパーに装着されているエアロパーツなどの樹脂製やゴム製の部品は除外される。ただしバンパーに灯火類が装着されていると、「ボディを含む構造物」とみなされるため、9cm以上確保が必要となる。

 このようにスポーツバンパーは、最低地上高を低くしても保安基準に抵触しないため、メーカー純正を含む多くのスポーツタイプの車は、かなりバンパーが低くなっていることが多い。

 例えば、ベンツやアウディといった輸入車は車高が低い。国産車では、トヨタ86は最低地上高が130mmしかなく、フロントバンパーが少しでも大型化すると、簡単に9cmを下回るだろう。

 トヨタ86に関してもう少し補足すると、前期型ではウィンカーがヘッドライト内にあるため、ある意味バンパーを大型化してバンパーと地上のクリアランスが9cmを切っても問題ない。しかし後期型では、バンパー内にウィンカーが装着されているため、9cm以上必要となる。

 車高が低くバンパーの底を路面でする恐れがある場合は、かなり慎重な運転が求められる。マンホールの出っ張りや、道路から店舗に入る時にある歩道のスロープなどは、かなり気を遣うだろう。

 そんな不安にこたえるべく登場したのが、フロントリッププロテクターだ。装着は、バンパーの下側に両面テープで貼り付けるだけと簡単だ。

 装着しても、違和感がなくオリジナルのデザインを損なうことはない。しかもコーナー部分まで曲線対応のユニバーサル曲面を4枚付属している。

 1セット40cm×6本のため、大型スポーツクーペにも装着ができる。価格は8,900円(税抜)。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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