ポルシェ、ミッドサイズSUV「マカン」に380psエンジン搭載「GTS」追加

2019年12月24日 20:47

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記事提供元:エコノミックニュース

ポルシェのミッドサイズSUV「マカン」に加わった、圧倒的にスポーティなモデル「マカンGTS」

ポルシェのミッドサイズSUV「マカン」に加わった、圧倒的にスポーティなモデル「マカンGTS」[写真拡大]

 ポルシェはマカンに圧倒的にスポーティなモデル「マカンGTS」を導入すると発表した。マカンGTSはよりパワフルなエンジンとパフォーマンスを重視したシャシー、特徴的なデザインと充実した装備を誇るモデルだ。

 先代モデル比でプラス15kW (20 ps)となる280 kW (380 ps)の最高出力と新開発のPDKとオプション装備のスポーツクロノパッケージの組み合わせにより、マカンGTSの0-100km/h加速に要する時間はわずか4.7秒。これは先代モデルより0.3秒速いタイムで、かつ最高速は261km/hとなったという。

 ポルシェ・マカンに加わったモデルは、グランツーリスモスポーツを象徴する「GTS」のバッジが示す通り、圧倒的なドライビングパフォーマンスが特徴だ。ダンパーをコントロールするポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)には特別なチューニングが施され、車高が15㎜低くなり、シャシーは横方向のダイナミクスが向上した。オプションのアダプティブエアサスペンションを装着すると、車高はさらに10㎜低くなる。

 また、20インチRSスパイダーデザインホイールを採用により、大きなサイズのブレーキディスク(フロント360㎜×36㎜、リア330㎜×22㎜)を装着し、マカンGTSのリアルスポーツカーとしてのアジリティとレスポンスは大きく向上した。ブレーキディスクの表面にタングステンコーティングを施したポルシェサーフィスコーテッドブレーキ(PSCB)は減速性能をさらに強化するオプションとして用意される。

 マカンGTSには標準装備されたスポーツエギゾーストシステムは2.9リッターV6エンジンのダイレクトなレスポンスはV型シリンダーの中央に2つのタービンを配置したセンターターボレイアウトによって実現した。最大トルクは520 Nm (先代比プラス20Nm)は 1750?5000 rpmで発生する。

 新しいマカンGTSに標準装備のスポーツデザインパッケージは、このモデルのキャラクターを端的に示す。LEDヘッドライトと組み合わされるポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)と3DリアLEDライトバーもティンテッド処理が施される。15㎜低くなった車高とサテンブラックのRSスパイダーデザインホイール、そして赤いブレーキキャリパーとハイグロス加工されたブラックのトリムストリップがマカンGTSのハイパフォーマンスを主張。

 インテリアもアグレッシブだ。シート中央部とセンターコンソールアームレスト、ドアパネルのアルカンターラやドアパネルのブラッシュドブラックアルミニウムといったハイクオリティ素材がマカンGTSのスポーティーかつエレガントなキャラクターを視覚的に訴え、スムースレザー仕上げのマルチファンクションスポーツステアリングホイールとシフトパドル、ダイナミックなコーナリング時にもドライバーの安定した姿勢を保持する8段階調整式のGTSモデル専用スポーツシートも標準装備される。

 安全性と快適性の向上のため、日本仕様ではアダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、リヤビューカメラとサラウンドビュー機能付きパークアシストが標準装備となる予定だ。(編集担当:吉田恒)

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