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りんくうプレミアム・アウトレット、第5期増設は20年夏開業 グランピング施設も
りんくうプレミアム・アウトレット第5期増設のイメージ(三菱地所・サイモン発表資料より)[写真拡大]
三菱地所・サイモンは17日、大阪府泉佐野市のりんくうプレミアム・アウトレットの第5期増設に着手することを明らかにした。大阪湾を臨む開放的な空間に約50店舗を増設するほか、ホテル並みの設備や、サービスを利用しながらキャンプを楽しめるグランピング施設が新たに登場、エンターテイメント性を備えた国内最大級のアウトレットにパワーアップして2020年夏の開業を目指す。
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関西空港対岸のりんくうタウンに位置するりんくうプレミアム・アウトレットの第5期増設エリアは、空港連絡道路南側にある広さ4万5,700平方メートル。フードホールを含めて約50店、店舗面積1万2,600平方メートルを増設する。出店する店舗は国際的な高級ブランドとスポーツ、アウトドアブランドが中心になる見込み。
府営公園のシンボル緑地とシーサイド緑地をつなぐ海沿いには、グランピングなどアウトドアを楽しめるグリーンパークを新設する。広さは約2万平方メートル。水と緑にあふれ、多目的機能を備えた場所とし、都会の喧騒から離れてゆったりと滞在できる海辺の楽しさを提供する。さらにエリア内の回遊性を高め、りんくうタウン全体の魅力向上にも寄与する方針。
増設エリアの北側には約300台分の駐車場を新設する。これで既存駐車場との合計で約3,200台分が確保されることになるほか、団体来場者向けのバスロータリーを整備し、増加を続ける訪日外国人観光客の受け入れ態勢を強化する。
りんくうプレミアム・アウトレットは2000年の開業。これまでに増設を重ね、現在は広さ約8万6,500平方メートルの敷地に、店舗面積約4万平方メートルに及ぶ207店舗が営業している。開業から6月末までの累計利用者は1億人以上に達し、関西を代表するアウトレットとして定着した。
第5期増設により、既存区域の店舗面積が一部縮小されるが、全体で約260店舗、店舗面積約4万9,600平方メートルの国内最大級のアウトレットに生まれ変わる。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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