メルセデス・ベンツ初のEV「EQC」が日本デビュー 限定55台特別仕様車も

2019年7月6日 19:14

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メルセデス・ベンツ EQC 400 4MATIC (欧州仕様)。(画像:メルセデス・ベンツ日本発表資料より)

メルセデス・ベンツ EQC 400 4MATIC (欧州仕様)。(画像:メルセデス・ベンツ日本発表資料より)[写真拡大]

  • メルセデス・ベンツ EQC Edition 1886 (欧州仕様)。(画像:メルセデス・ベンツ日本発表資料より)

 メルセデス・ベンツ日本は4日、電気自動車「EQC」を発表した。メルセデス・ベンツの電気自動車が日本に導入されるのはこれが初となる。発売記念の特別仕様車EQC Edition 1886も、日本限定55台で発売となる。

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 EQCは前後のアクスルにひとつずつモーターを搭載。総合最高出力は300kWで、最大トルクは765N・m。低・中負荷領域ではフロントモーターのみが駆動するが、走行状態に応じてリアのモーターが稼働状態になり、四輪駆動のドライビング特性を実現する。

 リチウムイオンバッテリーはアクスル間のフロア部に搭載されており、容量80kWh、航続距離は欧州仕様車のデータでは約400km。

 ドライブモードは4つある。デフォルトは「コンフォート」、効率重視のモードが「エコ」、スポーティーに走らせたいときは「スポーツ」、そして個別のカスタマイズが可能な「インディビジュアル」である。

 特別仕様車のEQC Edition 1886は、カール・ベンツとゴットリープ・ダイムラーがそれぞれガソリン自動車を開発した1886年にその名を由来する。電気自動車にとっても、新しい幕開けになるように命名したという。この特別仕様車は、インテリアとエクステリアに特別な差別化がはかられている。

 発売については、7月18日午前11時から、メルセデス・ベンツオンラインストアにおいて先着順でWeb商談予約が開始される。納車は、EQC Edition 1886が2019年10月以降、EQC 400 4MATICは2020年春の予定となっている。

 価格はEQC 400 4MATICが1,080万円、EQC Edition 1886は1,200万円、いずれも消費税込となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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