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マツダ「ロードスター」とBMW「Z4」、日独のオープンカーに特別仕様車登場
マツダは、特別仕様車「ロードスター30周年記念車」の商談予約受付を4月5日より開始する。そしてフルモデルチェンジで新型となったBMWの「Z4」には、発売記念の特別仕様車「Z4 M40i フローズングレー」が3月25日に発売された。日独の人気オープンモデルのどちらも、オープンエアが心地よい季節に向けて注目を集めている。
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■「マツダ ロードスター30周年記念車」4月5日より商談予約受付を開始
マツダは、特別仕様車「ロードスター30周年記念車」の商談予約受付を専用ウェブページでのみ開始する。世界で3000台という限定販売だが、日本仕様での販売台数は、ソフトトップモデルの「ロードスター」と、リトラクタブルハードトップモデルの「ロードスターRF」を合わせて150台となる。メーカー希望小売価格は368万2,800円~430万3,800円となっている。
ロードスター「誕生30周年記念車」には、標準車にはない朝焼けのようなオレンジ系の専用色「レーシングオレンジ」を採用し、2つのルーフタイプの特別仕様車を設定した。
特別装備として、レイズ製アルミホイール、 記念オーナメント、レカロ製シート、ビルシュタイン製ダンパー、ブレンボ製フロントブレーキキャリパーなどにより特別感を表している。
専用ウェブページでの商談予約受付期間は、ソフトトップモデルが4月5日から、リトラクタブルハードトップモデルが5月27日からとなり、タイプによって期間が異なるので注意が必要だ。
■特別仕様車「Z4 M40i フローズングレー」
そしてBMWからは、トヨタ・スープラの兄弟車となって約2年ぶりに復活した新型「Z4」が3月25日より発売され、同時に発売記念の特別仕様車「Z4 M40i フローズングレー」も発売された。特別仕様車のメーカー希望小売価格は899万円となっている。
3代目となる新型Z4は、縦型ヘッドライトやメッシュのキドニーグリルを採用し、直列6気筒3.0Lと直列4気筒2.0Lのターボエンジンを搭載するなど先代からさらに魅力を増している。
またベースとなるエンジンやシャシーなどのプラットフォームを、今春発売予定のトヨタスープラと共有することでも話題となっており、Z4はスープラより一足先に販売されることで、スープラ狙いのユーザーも興味深々となるはずだ。
今回の特別限定車は、ボディカラーに都会的なフローズングレーを採用し、9インチMライトアロイホイールやアルミニウムテトラゴントリム、ステアリングホイールヒーティングなどを特別装備して、標準車との差別化を図っている。
また限定30台の内、10台はBMWオンラインプラットフォーム「BMWプレオーダー」での申込者限定となり、受付は4月4日〜5月10日までとなっている。ロードスターと異なり高額車種ではあるが、ローンチエディションは輸入車ファンが誰もが狙っており、30台は即完売する可能性もある。
■まとめ
販売台数は「ロードスター30周年記念車」が150台。「Z4 M40i フローズングレー」は30台となっており、どちらも早期の完売が予想されており、早い者勝ちの様相を呈している。日本では少数派であるオープンカーだが、同時に限定品好きの国民気質でもあることと、温かくなり始めたことでオープンエアを求めるユーザーの購買意欲を高めるのかもしれない。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る)
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