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007ボンドカーはいつの時代もハイテク 次回作はEV「アストンマーティン・ラピードE」
「アストンマーティン・ラピードE」のイメージ。(画像: アストンマーティンの発表資料より)[写真拡大]
イギリスの大ヒット映画シリーズ「007」の次回作が計画されているようだ。2020年4月公開予定と言う。1962年に第1作が公開されて以来、最新作まで24作が公開され、スパイ映画の先駆けとなった。主人公はイギリス情報局秘密情報部:SIS(Secret Intelligence Service)のスパイ。「MI6」(Military Intelligence 6)とはSISの通称。「007」は所属するスパイの番号。初代007ジェームズ・ボンド役にはショーン・コネリーが扮し、軽妙なストーリーと音楽、そして3作目からは「ボンドカー」と称される武装した特殊カーが歴代登場して、人気を盛り上げた。その3作目に登場したボンドカーは、やはりイギリスの名門アストンマーティン・DB5であった。
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話題になったボンドカーに、トヨタ・2000GTがあった。登場したのはシリーズ第5作で、日本が舞台となった「007は二度死ぬ」(1967年ショーン・コネリー)。ボンドガールにも日本人女優の「浜美枝」が選ばれ、当時は大いに盛り上がった。この映画用トヨタ・2000GTは、2台だけ制作されたオープンボディーで現存する。オープンに改造されているため、プラットフォームの補強など行われているのか興味があるが、前面風防はガラスではなくアクリル製だった。現在では古くなってひび割れやひずみが起きて、運転するのは危険だそうだ。ということは自走できるということだ。トヨタ博物館でレストアされていくと言う。値段の付けられない1台であろう。
次回作「007」のボンドカーは、環境に熱心と言う日系米国人監督キャリー・フクナガ氏の作品のためか、EVになった模様。イギリスの名門アストンマーティンが開発中のEV「ラピードE」は、願ってもない選択肢であったことだろう。アストンマーティン・ラピードEは2019年10月に155台限定で発売されると言う。価格は約3700万円になるそうだ。ボンド役はダニエル・クレイグ氏。
最近の「007」は劇画時代の若者にも受け入れられそうだが、次回作はどのようなスタイルで望んでくるのだろうか。半世紀以上「007シリーズ」に親しんできた年寄りにも受け入れられるのであろうか?ちょっぴり心配だ。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る)
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