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トヨタ、スポーツセダンの頂点に立つ「マークX“GRMN”」を350台限定発売
TOYOTA GAZOO Racingが手がけるスポーツカーシリーズ「GR」の頂点に立つ数量限定モデル第2世代の「マークX“GRMN”」、初代は限定100台だったが、今回は350台。価格は513万円[写真拡大]
トヨタは、マークX“GRMN”を、1月11日に開幕し13日までの3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「TOKYO AUTO SALON 2019」に出展した。3月11日より全国のGR Garage(GRガレージ)を通じて発売し、注文受付を1月11日より開始した。マークX“GRMN”のメーカー希望小売価格は513万円、成約順に350台の限定販売となる。
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マークX“GRMN”は、TOYOTA GAZOO Racingが手がけるスポーツカーシリーズ「GR」の頂点に立つ数量限定モデルだ。2015年に限定100台で初代モデルを発売し、スオーツセダン・ファンから高い評価を得た。その初代から、約3年の歳月を経て進化したマークX“GRMN”の2代目が誕生したということ。
「FRセダンのマニュアルトランスミッション車」らしい走りを期待するドライバーに応えるべく、350RDSをベースに、6速マニュアルトランスミッションと3.5リッターV型6気筒自然吸気エンジンを組み合わせる。FRスポーツらしい素軽さとパフォーマンスを追求した結果だ。3.5リッター2GR-FSE型6気筒エンジンの最高出力は318ps(234kW)/6400rpm、最大トルク38.7kg.m(380Nm)/4800rpmを発揮する。
快適なシフト操作を実現するために、リヤデファレンシャルギヤ比の変更や操作系のチューニングを実施。トランスミッションとのマッチングを図るため、エンジンの出力制御特性などの専用チューニングも施した。また、先代モデル“GRMN”のハイレベルなボディ剛性をさらに高めるため、数々のスポーツモデルを造り込んだ元町工場にて、全252カ所にもおよぶスポット溶接打点の追加を実施した。さらに、新開発のダンパーを用いた専用のサスペンションやEPS(電動パワーステアリング)のチューニングと併せて実施したという。
外装は、フロントバンパーなど光輝部品加飾のダーク化、4本出しマフラー(大型バッフル)、BBS製19インチ鍛造アルミホイール+前後異径サイズのタイヤ(前235/40R19/後255/35R19)といった専用装備をはじめ、リヤスポイラー、ブレーキキャリパー(ホワイト塗装、フロントのみGRロゴ付)&スポーツブレーキパットなど、GRセダンのトップモデルにふさわしいデザイン・パーツを採用している。
内装は、カーボン調加飾とピアノブラック塗装を組み合わせたインストルメントパネル、スエード表皮の専用スポーツフロントシートなど、ブラックを基調としたスポーティな室内とした。
さらに、ルーフパネルにCFRP素材を用いて軽量化を図ったカーボンルーフパネルをオプション(27万円税込)で設定。重心上部において10kgの軽量化を図り、車両重心を下げることで、より俊敏な走りを楽しむことができる。ボディカラーは写真のホワイトパールのほか全5色。(編集担当:吉田恒)
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